60平米の賃貸マンションで、共働きをしながら4人の子どもを育てるベリーさん。ブログにつづったワーキングマザーの暮らしのワンシーンに、家事をラクにするたくさんの工夫があると話題になっています。今回は、そんなベリーさん初の著書『シンプル丁寧に暮らす』(すばる舎)から、すぐに真似できる「暮らしをラクにするコツ」を一部抜粋してお届けします。
調味料はコストをかけてでも良いものを使う
蒸すだけ、揚げるだけなど、簡単な調理方法が好きです。
その分、調味料はコストをかけてでも良いものを使います。
良い調味料は素材の味を上手に引き出し、簡単な料理でも美味しさを増してくれるからです。
たとえば塩は、勝間和代さんの本で知った「わじまの海塩」を使っています。
海水をゆっくりと蒸発させて作られた、ミネラルを豊富に含む塩です。
1キロ4000円くらいしますが、わが家の場合は2年ほどもちます。
今まで使ったどの塩よりもまろやかな旨味を感じる塩。
手間ひまかけて作られた対価だと思っています。
料理酒やみりん、みそ、醤油はパルシステムで購入。
ホットクックは調理に使う水の量が少ないレシピが多いので、水分で薄まることがない分、使う調味料の量はますます減りました。
上の写真の、手前の「わじまの海塩」以外はパルシステムで購入しています。
どれも手頃な価格で美味しく、素材も安心。
塩麹と醤油麹はわが家の定番調味料。
たくさん使うので手作りしています(材料を用意したら、自動調理鍋のヘルシオ ホットクックにお任せで作れます)。
左が塩麹、右が醤油麹。
常温で作ると、夏場でも1週間ほどかかりますが、ホットクックなら6時間で。
炊飯器でも作れます。
塩を使う場面であれば塩麹、醤油を使うような場面では醤油麹が使えます。
野菜をオイル蒸しして塩麹で味付け。
肉と野菜を炒めたときの味付けとしても塩麹。
醤油麹は豆腐に乗せて食べても、納豆に混ぜても美味です。
塩や醤油にさらに麹の旨味が足されて、味がピタッと決まりやすい。
手放せない発酵調味料です。
撮影/林ひろし
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キッチンの使い方や物の管理法、家のルールまで、スモールスペースでも6人家族がストレスなく暮らす工夫が全7章にわたって紹介されています