「近所のあの人、実は不倫しているのよ」認知症の義母の話がどんどん「昼ドラ化」していき...

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:にーにに
性別:女
年齢:35
プロフィール:子なし・パート主婦8年目です。

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我が家のお姑さん(71歳)は30年ほど前に旦那さんを亡くしています。

7年前に息子(私の夫)も結婚し家を出たので、地元で独り暮らしです。

私たち夫婦はその地元から車で2時間程度の地方都市に住んでおり、シーズンごとに様子を見に行くという生活をしていました。

このお姑さん、まだ私たちが交際中だった15年前から言動におかしいところがありました。

たとえばご近所さんの噂話。

お姑さんから佐藤さんのちょっぴりゲスな噂話をされて(はあ......)と思った後日、今度は鈴木さん(どちらも仮名です)の話を聞かされたのですが...

これが前回聞いた佐藤家と全く同じ内容なのです!

そして自分の息子である夫の話をするときは「え、えーと、なんの昼ドラマ?」という具合のとんでもストーリー。

夫に確認すると、勿論お姑さんがでっちあげた妄想でした。

でもパッと見は普通の明るいおばちゃんなので、お友達やご近所さんは普通にこの話を受け入れてしまうのです。

正直、かなり困らされました。

そして結婚してからはもっと大変!

この思い込み話に嫁の悪口が入ってきたのです。

特にうちは子供がまだいないので、そこらへんもツンツン突いてきます。

私がご近所さんにやんわり訂正しようと試みても、お姑さんの言動がおかしい事が伝わらず、ただの嫁の言い訳としか周囲に思わないのが悲しかったです。

そんなお姑さん、昨年70歳を迎えた頃から認知症となってしまいました。

身体的にはそんなに問題はないのですが、認知機能や精神面・感情が不安定になり、妄想・思い込みがより一層増したんです。

ご近所さんの不倫やお金等のゲスい噂、妄想話は相変わらずですが、昼ドラなみの「息子のジェットコースター人生話」も聞き飽きるほどされます。

そして最近は、「亡き人々からのメッセージ」ブーム。

天国からこういうメッセージを送ってきたやら、この前ここに立っていたただの......。

もしかしたらこれは、本当にご先祖様がきているのかもしれませんね。

そして認知症になってからは被害妄想が止まりません。

ヘルパーさんがお姑さんのことが嫌いだから、化粧品を捨てられた(これは化粧品が全部カビが生えていたので捨てていただきました)。

ショートステイの事務員の男の人は、女性と付き合ったことがないから私みたいな婆さんでも色目を使ってくるので困っている、などなど。

介護の本を見てもこのような妄想はよくある事と書かれています。

見事に教科書どおりに症状が進んでしまっています......。

周りの友人は子育て真っ盛りか仕事真っ盛りが多い年代で、親の介護をしている人はまだいません。

認知症介護の苦労をともに分かち合うことができなくて、戸惑うことが多いです。

これからは身体的なケアも始まるだろうと思うと怖くなってしまいます。

自分の親ではない、好きでもない人の身体的介護は、考えてしまうと気分が滅入ります......。

それでも何とか気持ちを取り直し、とりあえずヘルパーさんやケアマネさんに相談したり、アドバイスをいただいてなんとか過ごしています。

最近ではお姑さんの妄想・思い込み話も、昼ドラ・韓国ドラマ気分で何か話のネタにならないかな? という感じで聞くようになりました。

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健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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コメント一覧

妄想性人格障害話に付き合わされるのは大変ですよね。 ですが、認知症の種類により幻聴、幻覚があるものがあるのはご存じですか? うちの祖母はレビー小体型認知症になり毎日同じような妄想の話をしていました。 遠方の親戚は普段を知らなかったので信じてしまい、大変だったのを覚えています。 もしかすると投稿者さんの義母さんもレビーの可能性があるのかと思いコメントさせて頂きました。

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