歌詞はチラ見で!プロが教える「歌手になりきる」カラオケ術

「好きな曲を気持ちよく歌いたい」。そんな方のために、ビクター歌謡音楽研究会認定講師の深井カヨ子さんに「基本のき」を伝授していただきました。今回お聞きしたのは「人前で自信を持って歌うコツ」。楽しく歌うためのコツをしっかり実践して、「歌自慢」を目指しましょう!

 

Q 人前で歌うことに自信がなく、うまく歌えません。
A 歌詞ばかりを追うのではなく、プロの歌手になったつもりで歌いましょう

私の教室では、課題曲を決めて皆さん一緒に練習することを実践しています。もちろん呼吸法、発声練習は毎回行いますが、皆さんで歌いづらいポイントなどを確認しながら練習していくことで、少しでも気持ちが伝わる歌い方を教えられればと思います。そもそも人前で歌うことに慣れている人はいません。なかなかない経験だからこそ、ここぞとばかり気張ってしまう方が多くいらっしゃるようですね。いきなり大声を出して歌っても喉を痛めるだけですので、リズムや曲の抑揚をつかみながら歌えるとすてきです。

私の教室の呼吸法、発声練習は、まず鼻から息を吸ったら、リズムに合わせて声を出します。体でリズムを感じましょう。最初は口を閉じて、声の響きを体感してみます。「んー」でリズムに合わせて発声することから始めてみましょう。

次に、「んー」の発音をしたまま、「い」や「あ」の口の形にします。もちろん最初は、「ん」の口でほかの音を発音するのは難しいですが、歌いながら表情を作れるようになります。

 

■口を閉じて発生する練習をしましょう

1907p065_4.jpg(1) 鼻から息を吸います。

(2)リズムや音程を取りながら、発声します。最初は「んー」から始めます。

(3)軽く唇を閉じて「んー」と伸ばし、唇を「い」「あ」に変えていきます。最初ははっきり音を出せませんが、慣れてくると「あ」の形でも「んー」の響きになります。

(4) これを母音全てで行ってみます。

次に画面ばかりを見ないように意識しましょう。姿勢よく、周りの人に歌いかけるように振る舞うと、自分もプロの歌手になったようで楽しくなるはずです。歌詞の世界観に合わせて、表情や身振りなどが付けられるとさらにいいですね。とにかく人前で歌うことは慣れが大切。きっと楽しくなる瞬間が訪れます。

 

■目線と姿勢を意識して歌ってみましょう

自分が歌う姿を見る機会はなかなかありませんが、猫背になって画面を見がちです。歌詞を覚えられなくても、何小節か覚えていると歌いやすくなります。

1907p065_3.jpg【OK】画面はさりげなくチラ見

 

1907p065_2.jpg

【OK】手をつけて表現

 

1907p065_1.jpg

【NG】ずっと画面をみて背中が丸まる

 

取材・文/栗山春香 撮影/斎藤大地

 

 

<教えてくれた人>
深井カヨ子ふかい・かよこ)さん

ビクター歌謡音楽研究会認定講師。自ら作詞を手がけた『夢を降らせて』でデビュー。以降、音楽活動を続けながら講師も務める。講師としては、フォークを得意としている。

この記事は『毎日が発見』2019年7月号に掲載の情報です。

この記事に関連する「趣味」のキーワード

PAGE TOP