『すごい「お清め」完全版』 (中井耀香/KADOKAWA)第7回【全10回】
古神道数秘術家としてこれまでに3万人以上を鑑定し、幸せに導いてきた中井耀香先生。20代の頃からさまざまな占いを学び、本当に効果があるかどうかを自ら実践し、研究してきました。先生の著書『すごい「お清め」完全版』(KADOKAWA)は、『神様があなたのそばにやってくる すごい「お清め」』、『呪いが解けちゃう! すごい「お清め」プレミアム』の内容を凝縮し、新たに加筆したもの。先生が実際に行って成功を収めた行動を、読者が簡単に実行できるようアドバイス付きで掲載しています。今回はこの本のなかから、幸運を引き寄せるための習慣をご紹介します。
※本記事は中井耀香著の書籍「すごい「お清め」完全版」から一部抜粋・編集しました。
長財布がお金を引き寄せる
お札を入れるお財布は、長財布にしましょう。長時間、飛行機に乗ったことのある人ならわかると思いますが、体を長く伸ばして寝られないのは、非常に疲れるものです。お札にとってもそれは同じこと。二つ折りのお財布に入れたままにされたのでは、お札は窮屈で疲れるので、「すぐにここから出ていきたい」「もう二度と戻りたくない」という気持ちになってしまいます。
また、お札は千円札、5千円札、1万円札と、種類別に分けて入れます。
というのも、自尊心の強い1万円札はVIP待遇が大好きだからです。
飛行機でもファーストクラスに乗ってくるのは、財力に恵まれ、特別な待遇を期待する人たちです。そしてそのサービスに満足し、「またファーストクラスで旅をしよう」と考えます。プライドの高い1万円札にも同様のことがいえるのです。千円札や5千円札とは別の、単独の場所を用意して「ぜひいらしてください」という気持ちで接してください。
それぞれのお札は、向きをそろえて入れるようにしましょう。私は、印刷された頭が下になるように入れています。理由は、今まで出会った年収1億円以上の人たちがみんなそうしていたからです。
また、キングオブお札の1万円札たちは噂話が大好き。「○○さんのお財布は、ラグジュアリーな空間で気持ちよかった」とか「△△さんのお財布は、居心地最悪だった」など、自分が行った先のお財布の居心地について、常に情報交換をしています。また、好奇心旺盛なので、「気持ちよかった」という話を聞くと、自分もそこに入って居心地を試さずにはいられません。
居心地のいいお財布の噂は、瞬く間に1万円札たちの間で広まり、次から次へと大勢の1万円札がやってきてくれるようになります。つまり、1万円札の気持ちになってお財布の居心地をよくすることで、金運をグンと引き上げることができるのです。
私は1万円に限らず、お札を使うとき、「いってらっしゃい。そしてまたこのお財布に戻ってきてくださいね」と、感謝の気持ちでお金を払っています。お金を「払(はら)う」ことは「お祓(はら)い」と同じです。感謝の気持ちでお金を払う人は自らを祓っているのと同じなのです。お札をお財布に入れるときは「お帰りなさい。お待ちしていました」と、感謝の気持ちで受け取り、幸せが舞い込んできたという気持ちで財布にしまいます。
お札と小銭を一つのお財布に入れてはいませんか? さらに金運をアップさせたいなら、ぜひ、お札と小銭は分けましょう。
なぜならば、お札は1万円札なら1万円札、5千円札なら5千円札、それぞれの種類別で、その仲間同士で伸び伸びゆったりするのが好きだからです。一方、小銭は500円も1円も、みんな一緒になってワイワイガヤガヤするのが好きです。お互い、好きに過ごしてもらうことで、「また、あのお財布に戻りたい」という気持ちが芽生え、仲間をたくさん連れて帰ってきてくれます。
また、お金を使うときにもコツがあります。小さな単位のお金から使うようにするのです。お金を払うとき、硬貨を数えるのが面倒という理由で、お札を出して、おつりをもらう人がいます。しかし、大きな単位のお札から先に出すと、金運を逃がすことになります。
小さい単位の硬貨を先に出すようにすると、小銭にも気を配るようになり、全てのお金を丁寧に使えるようになります。少額の硬貨から使うようにしましょう。
お札と小銭は別々にしよう
お札は種類別に大きなポケットにゆったり入れる。小銭の種類は分けなくて大丈夫!