『すごい「お清め」完全版』 (中井耀香/KADOKAWA)第1回【全10回】
古神道数秘術家としてこれまでに3万人以上を鑑定し、幸せに導いてきた中井耀香先生。20代の頃からさまざまな占いを学び、本当に効果があるかどうかを自ら実践し、研究してきました。先生の著書『すごい「お清め」完全版』(KADOKAWA)は、『神様があなたのそばにやってくる すごい「お清め」』、『呪いが解けちゃう! すごい「お清め」プレミアム』の内容を凝縮し、新たに加筆したもの。先生が実際に行って成功を収めた行動を、読者が簡単に実行できるようアドバイス付きで掲載しています。今回はこの本のなかから、幸運を引き寄せるための習慣をご紹介します。
※本記事は中井耀香著の書籍「すごい「お清め」完全版」から一部抜粋・編集しました。
神様はきれいな家が好き
難を避けるためには、場を清めることが大切です。あなたが長時間過ごす、大切な家を清める方法をお伝えします。
あなたの家は神様が「住みたい!」と思えるくらい片付いていますか? 私はこれまでの経験から、家をまめに整理し、きれいにしている家には、神様が来てくれ、さらに運もよくしてくれるのではないか、と考えるようになりました。神様はきれいなところが好きなのです。明るいところが好きなのです。これから具体的に、神様が住みたくなる家づくりをお伝えしたいと思います。
まず、とにかく家は片付ける。ものを少なくすることです。ポイントは整理してから整頓する、です。整理とは不要なものと必要なものを決め、不要なものを捨てることです。その後でものを適切な場所にきれいに片付ける=整頓をします。「整頓整理」と言わず「整理整頓」と言うのは家を片付ける順番を表しています。
「ツイてない」という人の家を見せてもらうと、必ず、床が見えないくらいものを置いて
いて、必要なものがどこにあるか言えない状態になっています。
そんなときは、まず「1日に30個、ものを捨ててください。それを1カ月、続けてください」とアドバイスさせていただいています。
30個も捨てるなんて、できるの? と思われる方もいらっしゃると思いますが、試供品とか、コンビニでもらったおはしとか、着なくなった服とか、探せば意外にも捨てるものはみつかるものです。それをまず、1日、やってみます。
一度やると、どんどん、捨てるものが見つかっていき、捨てる速度が加速していきます。
最初は小さなものを捨てていた人も、1カ月たつころには、家具や、いつか直そうとしまっていた壊れた電気器具、使わなくなった高価なブランドのバッグまで捨てられるようになっていきます。
なぜそんなことをするかというと、「神様と一緒に暮らさせていただくのに、汚い家では失礼にあたる」と考えているからです。自分のためではなく、神様に居心地よさを感じていただくために、家を清潔に保つようにしているのです。
神様は明るく、清浄な場所を好みます。神社の本殿はホコリ一つなくきれいにされています。それと同じです。さらに金運を運んでくる龍神は、風とともに外から入ってくるので、風通しのよさも大切な条件になります。そういう意味で、道路の行き止まりにある場所は、できるだけ避けたいもの。「氣」が滞りやすくなります。
心の状態は家の状態に現れます。机の上は頭の中が、引き出しは心の中が反映されます。
机の上がゴチャゴチャしている人は頭の中もゴチャゴチャしている人で、引き出しの中が片付いてない方は心の中がザワザワと落ち着いてない方です。
美しく暮らしている人には、楽しいことや幸せなことが次々と訪れます。乱雑な暮らし方をしている人には、苦労やアンラッキーなことばかりが降りかかってきます。
それは偶然によるものではありません。暮らし方はその人自身の心の中が見えるものです。人の心の状態は、片付けられているかどうかに現れるのです。
ものがいっぱいの汚い家には神様は来ない
いらないものはどんどん捨てて気持ちいい家にする。神様が住みたがる家を目指して!