『すごい「お清め」完全版』 (中井耀香/KADOKAWA)第3回【全10回】
古神道数秘術家としてこれまでに3万人以上を鑑定し、幸せに導いてきた中井耀香先生。20代の頃からさまざまな占いを学び、本当に効果があるかどうかを自ら実践し、研究してきました。先生の著書『すごい「お清め」完全版』(KADOKAWA)は、『神様があなたのそばにやってくる すごい「お清め」』、『呪いが解けちゃう! すごい「お清め」プレミアム』の内容を凝縮し、新たに加筆したもの。先生が実際に行って成功を収めた行動を、読者が簡単に実行できるようアドバイス付きで掲載しています。今回はこの本のなかから、幸運を引き寄せるための習慣をご紹介します。
※本記事は中井耀香著の書籍「すごい「お清め」完全版」から一部抜粋・編集しました。
不用品はパワーを吸い取る
お金持ちの人の家は、すっきり片付いていてよけいなものがありません。
先日も鑑定のために、ある病院の経営者のご自宅に伺いましたが、ものの少ない家を見慣れている私でも、「こんなに少ないの?」と驚くほどでした。リビングで表に出ているのは観葉植物だけ。書斎すらオーディオ機器がドンとあり、本が3冊、机の上に出ているだけでした。一方、残念ながら、お金に困っている人の家はゴチャゴチャしていて、足の踏み場もないほどものがあふれている場合がすごく多いのです。
よくよくお話を聞くと、「捨てること=取捨選択」が苦手な方が多いのです。「ものを減らしましょう」とアドバイスしても、自分にとって何が必要で、何が必要でないかの見極めがつかず、なんでもかんでも「もったいない」と言ってとっておこうとします。
これではいつまでたっても「何を優先的に行うべきか」の判断力が身につきません。運の悪さは、そんなところに起因しています。さらに、「もの」は「出番待ち」をしているので、使って欲しいというエネルギーがその人のパワーを吸い取っています。そのため、いつまでたっても運がよくならないのです。私はこういう人から鑑定依頼を受けると、前述したように、まず「捨てる」ことを徹底してもらいます。
まず、「1日30個捨てて」とか、「今、あるものを3分の1にするつもりで、どんどん捨てて」と言います。さらに「いつか使うかもしれないもの」を捨ててもらいます。そのとき目安になるのは、2年間使ったことがないものです。2年間一度も出番がないということは、一生、使うことがないと考えていいでしょう。スペースを空けることで新しいものが入ってきます。それは人、物質、情報などです。
嫌な思い出があるものならば、それらも捨ててもらいます。たとえば別れた彼からもらった、一流ブランドのアクセサリーや時計、バッグなどです。別れたときの嫌な出来事を想起させるものを持ち続けるなんて、好んで運気を下げているようなものです。少しでも不快に感じるものは、どんなに高価でも潔く捨てることで、新たな幸運がやってくるのです。メルカリなどで売ったらよいのです。こういうことを実践できた人は、運気がめきめきとアップしていきます。
嫌な思い出があるものは全部捨てる!
高価なものでも別れた人を思い出すようなものは潔く捨てて! 新たな幸せがやってきます