「きものの端切れ」をキルティング! サイズ違いで花器カバーにも袱紗にもなる「四角い布」の作り方

愛着はあるけれどサイズが合わない、思い出は大事にしたいけれど着る機会がない...。そんな理由で、手放せないままになっているきものの一部・端切れを利用して、日常の場面で使える四角い布を作ってみませんか? キルティングの仕方は簡単。定期誌『毎日が発見』で人気の連載「マミ山本さんのきもの小物でリフォーム」より、「使い道いろいろ! 四角い布」をご紹介します。

キルティングをした四角い布をサイズ違いで

このページでご紹介するのは、キルティングをした四角い布の周囲をかがったもの。

手のひらにのる小さなものから、きもの地の幅を生かした大きなものまで、サイズ違いの3種類です。

同じ手順で作れますが、敷く・カバーする・包むと使い道はいろいろ。

空いた時間にちくちくぬっておけば、日常の場面で重宝しそうです。

お気に入りの小物をのせて...
置物のお座布団

淡い桜色の無地の端切れで作った大事な置物の指定席。キルト芯をはさんだふっくら仕上げなので居心地がよさそうです。できあがりサイズは10×10cm。「きものの端切れ」をキルティング! サイズ違いで花器カバーにも袱紗にもなる「四角い布」の作り方 2104_P102_03.jpg

星模様にキルティング。青い刺繍糸で線を際立たせています。表裏ともに同じきもの地を使用。「きものの端切れ」をキルティング! サイズ違いで花器カバーにも袱紗にもなる「四角い布」の作り方 2104_P102_05_W500.jpg

季節の花をかわいく!
花器カバー

大小の四角を等間隔でキルティング。表裏とも同じきもの地を使っているので裏側が見えても気になりません。できあがりサイズは20×20cm。「きものの端切れ」をキルティング! サイズ違いで花器カバーにも袱紗にもなる「四角い布」の作り方 2104_P102_02.jpg

コップに花を生け、キルティングをした布で覆ってひもで結ぶだけ。小さくても部屋に花があると癒されるもの。季節ごとにきもの地を変えてもすてき。「きものの端切れ」をキルティング! サイズ違いで花器カバーにも袱紗にもなる「四角い布」の作り方 2104_P102_01.jpg

手ぬい独特の味わいあるキルティング線。お菓子などをのせて、おもてなし用にも使えそう。「きものの端切れ」をキルティング! サイズ違いで花器カバーにも袱紗にもなる「四角い布」の作り方 2104_P102_04_W500.jpg

祝儀袋を包んだり、進物の上にかけたり...
タッセル付きの袱紗(ふくさ)

金品を贈る際の埃よけとして伝わる儀礼用の絹布・袱紗を、小紋のきもの地で作りました。色柄によって不祝儀には向きませんが、お祝いの席で活躍しそう。きもの地を幅いっぱいに使っているので、できあがりサイズは34×34cm。「きものの端切れ」をキルティング! サイズ違いで花器カバーにも袱紗にもなる「四角い布」の作り方 2104_P103_02.jpg

角に市販のタッセルをぬい留めると高級感が出ます。祝儀袋を包むときは形が崩れないよう台紙を入れても。「きものの端切れ」をキルティング! サイズ違いで花器カバーにも袱紗にもなる「四角い布」の作り方 2104_P103_03_W500-rgb.jpg

裏地は渋いワイン色の無地。キルティングはシンプルに線2本だけ。「きものの端切れ」をキルティング! サイズ違いで花器カバーにも袱紗にもなる「四角い布」の作り方 2104_P103_04_W500.jpg

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作り方

(1)中心から斜めに 1cm幅でキルティングした布を 下図のサイズにカットする

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(2)ぬい代を内側に 折り込んで周囲をかがる「きものの端切れ」をキルティング! サイズ違いで花器カバーにも袱紗にもなる「四角い布」の作り方 2104_P103_07_W500.jpg「きものの端切れ」をキルティング! サイズ違いで花器カバーにも袱紗にもなる「四角い布」の作り方 2104_P103_08_W500.jpg「きものの端切れ」をキルティング! サイズ違いで花器カバーにも袱紗にもなる「四角い布」の作り方 2104_P103_09_W500.jpg

置物のお座布団や花器カバーも作品も仕立て方は同じです(タッセルの付け方を除く)。

大中小3枚。手持ちの端切れに合わせてお好みのサイズで作ってください。「きものの端切れ」をキルティング! サイズ違いで花器カバーにも袱紗にもなる「四角い布」の作り方 2104_P103_01.jpg

【次ページ:キルティングの仕方】

 

マミ山本(まみ・やまもと)さん
1971年、愛知県生まれ。生花、プリザーブドフラワー、アートフラワーデザイナーであり雑貨作家。「アネラ」主宰。ウエディング会場の花のディスプレイも手がける。大のきもの愛好家。

この記事は『毎日が発見』2021年4月号に掲載の情報です。

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