「きものの端切れ」をキルティング! サイズ違いで花器カバーにも袱紗にもなる「四角い布」の作り方

キルティングの仕方

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端切れは、山本さんの最愛のおばあさまがお食い初めの日に着たという、年代物の艶やかな晴れ着です。印象的な大きな花柄と茎の輪郭に沿って、銀色の刺繍糸でキルティングをしています。

用意するもの
きものの端切れ、薄手のキルト芯(アイロン接着のタイプならより便利)、裏地(きもの地でも木綿地でも可)...各適宜、刺繍枠、刺繍糸(25番を3本取りで使用)、刺繍針

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1.端切れを四角くカットする。キルティングをすると生地が縮むので、どの作品も、余裕をもってできあがりサイズより縦横各2~3cm大きくカットしておく。

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2.キルト芯、裏地も1と同じサイズにカット。上から表地、キルト芯、裏地の順に重ねる。

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3.重ねた3枚がずれないようにしつけをかける。縦横斜めと放射状にぬっておくとよい。

「きものの端切れ」をキルティング! サイズ違いで花器カバーにも袱紗にもなる「四角い布」の作り方 rgb_2104_P100_04_W500.jpg4.刺繍枠をはめて、きものの柄の線に沿ってぐしぬいの要領でキルティングをする。場所は好みで。柄すべてではなく、ポイント的にぬい目を見せるとキルティングラインが際立つ。

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5.キルティングができたら、できあがりサイズにカット。周囲の布端をかがっておくとなおきれいに仕上がる。

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取材・文/飯田充代 撮影/奥谷 仁 イラスト/小池百合穂

 

マミ山本(まみ・やまもと)さん
1971年、愛知県生まれ。生花、プリザーブドフラワー、アートフラワーデザイナーであり雑貨作家。「アネラ」主宰。ウエディング会場の花のディスプレイも手がける。大のきもの愛好家。

この記事は『毎日が発見』2021年4月号に掲載の情報です。

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