冬はお風呂をゆっくり楽しむのにぴったりの季節です。入浴剤があればより充実したなお風呂タイムに♪ 購入することが多い入浴剤ですが、手作りすれば、香りも色も穏やかで、何が入っているか分かって安心です。そこで今回は、ナチュラルライフを提案する佐光紀子さんに、香りに癒される「ハーブや果物で作る入浴剤」について教えてもらいました。
湯冷めしにくく、美肌効果も
陳皮(みかんの皮)
みかんの皮を乾燥させたものは、昔から漢方薬の「陳皮」として重用され、気を巡らせ気持ちを上げる効果があります。
お風呂に入れると保湿効果があり、体臭の予防にも。
みかんの皮をざるに重ならないように並べ、天日で干します。
小さくちぎると早く乾燥します。地域や天候にもよりますが、1~7日ほどで水分が抜けてカラカラに。
使い方
ひとつかみ袋に入れて
さらしで作った綿の袋や洗濯ネットにひとつかみ入れて、入浴前に浴槽に入れます。
保存
乾燥したものをチャック付きポリ袋に入れて保存。カラカラにならない場合はレンジでチンすると水分が飛びます。
やさしい香りに癒やされる
ハーブ浴
ハーブを肌から感じ、浴室で湯気を吸い込むことで効果を得られます。
気分が落ちているときや、リラックスしたいときなどに効用に合わせたハーブを楽しみましょう。
ハーブティー
ティーバッグを3つほど束ねて湯船に入れるだけ。重曹を大さじ2くらい入れても。おすすめは、色も香りも良くビタミンCを補う「ローズヒップ&ハイビスカス」、体を温め気持ちが落ち着く「カモミール」。
ローズマリー
4~5枝をひもで束ねてシャワーヘッドにかけると、シャワーを出したときに香りが漂い、リフレッシュ効果が。すっきり目覚めたい朝におすすめ。乾燥したものは綿の袋や洗濯ネットに入れて。
セイタカアワダチソウ
デトックス効果があり、乾燥肌や肌あれにいいといわれています。生でも、乾燥させたものでもOK。5~6本ほどを綿の袋や洗濯ネットに入れて浴槽に。