やわらか&ジューシー! 作りおき「サラダチキン」の作り方 疲労回復、筋力アップも!

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スーパーやコンビニで大人気の〈サラダチキン〉。ときには売り切れに!? というほどの人気です。低カロリーなのにたんぱく質が豊富でいろいろな料理に使いやすいところが魅力。鶏むね肉には筋肉を作るのに欠かせないロイシンや疲労回復効果の高いイミダゾールジペプチドが含まれるなど、栄養面でもとても優秀な食材です。おいしい〈サラダチキン〉を手作りして毎日のメニューに活用してください。


絶品サラダチキンを作りおきしましょう

【材料】
(できあがり サラダチキン450g+ゆでた鶏皮50g)
鶏むね肉...2枚(600g)
水...1ℓ
塩...小さじ1
長ねぎの青い部分 (ぶつ切り)...2本分
しょうが(薄切り)...20g
※1枚で作る場合は水(500㎖)、塩(小さじ1/2)であとの材料、作り方は同じ。

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●保存期間
冷蔵で5日間ほど、冷凍すれば2カ月間保存可能。

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●サラダチキン100g当たり 129kcal/たんぱく質25.8g/塩分0.1g
●ゆでた鶏皮50g当たり 59kcal/たんぱく質9.4g/塩分0.1g
●ゆで汁100㎖当たり 5kcal/たんぱく質0g/塩分0.5g

【作り方】
1.鶏むね肉は皮をはぎ、身と皮に分ける。

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2.鍋(直径18㎝、高さ9㎝程度)にすべての材料を入れて火にかける。鶏肉が
しっかり水に浸るサイズの鍋を使用する。

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3.強火で沸騰してきたらアクを取り、すぐに火を止める。ふたをしてそのまま常温まで冷ます。そのまま常温まで冷ますとしっとり仕上がる。※肉が1 枚300g以上あるときは沸騰したら弱火にして2 分加熱して火を止める。

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4.ふた付き容器や保存用袋に鶏むね肉と皮を入れ、ゆで汁をこして注ぐ。ふたをして冷蔵庫に入れる。

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MEMO
●皮が入ると鶏肉のクセが出るので、好き嫌いがあれば皮を加えずに作ってもOK。
●鶏皮にはコラーゲンがたっぷり。加えて作る場合は、ぜひ料理に活用を。
●ねぎとしょうがをセロリやパセリに替えると洋風の風味になる。
●サラダチキンは余熱で熱が入るので、切り口はうっすらピンク色に仕上がっている。
●ゆで汁もスープに利用すると栄養を余すところなくいただける。
●冷凍する際はサラダチキンは保存用袋に入れ、スープはペットボトルなどに入れて別々に保存すると便利。解凍は電子レンジの解凍モードや自然解凍で。

次の記事「大人気!サラダチキン(2)栄養満点! サラダチキンがあれば、ほら便利!すぐおいしい! 」はこちら。


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<教えてくれた人>
村上祥子(むらかみ・さちこ)さん
料理研究家・管理栄養士。1942年、福岡生まれ。公立大学法人福岡女子大学国際文理学部・食・健康学科客員教授。食材の持つ力で健康寿命の延伸を図る研究に関与する同大学にある「村上祥子料理研究資料文庫」で50万点の資料が一般公開されている。
 
この記事は『毎日が発見』2017年8月号に掲載の情報です。

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