大人気!サラダチキン(2)栄養満点! サラダチキンがあれば、ほら便利!すぐおいしい!

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スーパーやコンビニで大人気の〈サラダチキン〉。鶏むね肉はとても優れた栄養をたっぷり含んでいます。ゆでてストックしておけば、使いたいときに料理の食材として調理に加えられます。鶏むね肉調理の最大の悩み、パサつきが抑えられ、おいしいからこそ、飽きずに食卓で活用することができます。

前の記事「大人気!サラダチキン(1)鶏むね肉 決定版レシピ「サラダチキン」で疲労回復!筋力アップ!」はこちら。


栄養たっぷりの鶏むね肉について知りましょう

■すごい健康成分、イミダジゾールジペプチドがたっぷり
2個以上のアミノ酸が結合したものをペプチドといい、鶏むね肉に含まれるイミダゾールジペプチドという聞きなれない成分は、β-アラニンとヒスチジンという二つのアミノ酸が結合してできた物質です。抗酸化作用、傷の修復作用、たまった疲労物質を調整する働きがあります。

■高たんぱく、低カロリー食品
皮を除いた鶏むね肉は100g当たり116kcal、たんぱく質23.3gを含みます。同じ100gの和牛赤身が201kcal、豚肩ロースが256kcalであるのに比べてカロリーは低く、たんぱく質は多く含んでいます。

■疲労回復効果が絶大
イミダゾールジペプチドは激しく消耗、疲労する部分を速やかに回復させる働きがあります。また、イミダゾールジペプチドは疲労回復のサプリメントにもなっています。運動した後に鶏むね肉を食べるとよい、とされるのはこうした働きがあるからで、疲労回復に効果を発揮します。

■筋肉を作るのに大切なロイシンが豊富
ロイシンは動物性のたんぱく質に多く含まれている必須アミノ酸の一つで、筋肉や骨、血液も合成します。多くの動物性たんぱく質は脂質も一緒に摂取することが多いですが、鶏むね肉は脂質の摂り過ぎを心配せずロイシンを摂ることができます。

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こんな方へ! 継続的に食べて効果アップ!

イミダゾールジペプチドは継続的に摂ることで、とくに疲労回復効果が高まるといわれています。ときどき鶏むね肉の料理を食べるよりも、冷蔵庫にいつも常備してあるサラダチキンを日常的に上手に料理に活用することで、効果をさらに得ることができます。

■最近疲れやすい方へ
一晩寝てもなんとなく疲れが取れない。最近やる気が出ない。そんな体力気力の衰えを感じている方は、しっかり休息するとともに、ぜひサラダチキンを常食してみてください。疲労した部分を修復してくれるイミダゾールジペプチドの疲労回復効果で、はつらつとした日々を取り戻しましょう。

■ダイエットが必要な方へ
サラダチキンは100gで129kcal、たんぱく質は25.8g。高たんぱく、低カロリーの代表のような料理です。鶏むね肉料理は硬くてまずいという印象でしたが、サラダチキンはふっくら軟らかく、ジューシーです。そして、アミノ酸の溶け出たゆで汁は超がつくほどのおいしさ。カロリー制限しながら、体や内臓の筋肉はキープできる貴重な一品です。

■足腰の衰えが気になる方へ
50歳代を過ぎる頃から消化吸収機能は徐々に落ち始め、60歳代は若い頃に比べ、80%近くまで減少します。消化吸収力が低下するのを補うために、年齢を重ねても肉や魚などのたんぱく質食品をより心がけて食べ、筋肉量が減少するのを予防しましょう。鶏むね肉に含まれるロイシンが筋肉を維持するのに役立ちます。

■血圧の高い方、むくみのある方へ
たんぱく質のいちばんの特徴は「特異動的作用」という働きで、たんぱく質は摂取エネルギーの約30%がエネルギーに換わります。糖質の約5%、脂肪の約4%に比べて、エネルギーに換わる率が高いので、たんぱく質に富んだ食事をとると体温が上がり、血液の流れがよくなるので血圧が下がります。血流が改善すると血液とともに水分も心臓や腎臓に戻りやすくなり、冷えやむくみも解消します。


こんなに便利! サラダチキンの8つの魅力

■手軽に使える・・・鶏むね肉は低価格で1年中入手できます。
■淡白な味わい・・・淡白な味は飽きることがありません。
■どんな料理にも合う・・・どんな味付け、組み合わせも自在です。
■下ごしらえ済み・・・加えたり、あえるだけで調理は完了です。
■保存がきく・・・冷蔵庫で5日間保存できます。
■少量調理に向く・・・使いたい量だけを使えます。
■しっとりジューシー・・・パサつかず食べやすいです。
■調味料は少量・・・下味がついているので減塩できます。

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<教えてくれた人>
村上祥子(むらかみ・さちこ)さん
料理研究家・管理栄養士。1942年、福岡生まれ。公立大学法人福岡女子大学国際文理学部・食・健康学科客員教授。食材の持つ力で健康寿命の延伸を図る研究に関与する同大学にある「村上祥子料理研究資料文庫」で50万点の資料が一般公開されている。
この記事は『毎日が発見』2017年8月号に掲載の情報です。
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