「下肢静脈瘤」再発はゼロではない。まずは「生活習慣」の見直しを

足の血管が浮き出る、ボコボコしている、むくみがひどい...。それらの症状は「下肢静脈瘤」が原因かもしれません。放置しておくと重症化する場合もある「下肢静脈瘤」ですが、軽症のうちはセルフケアで何とかなります! そこで今回は"血管の名医"である広川雅之先生の著書『血管の名医が教える 下肢静脈瘤の治し方』をご紹介。自分の症状はセルフケアで治るの? 放っておくとどうなるの? 別の病気の可能性は? 「下肢静脈瘤」に関する疑問を名医が徹底解説します。

※本記事は広川雅之著の書籍『血管の名医が教える 下肢静脈瘤の治し方』から一部抜粋・編集しました。

【前回】「ボコボコ足」を放置すると変色して...「下肢静脈瘤」治療にはいくらかかる? 痛みはあるの?

「下肢静脈瘤」再発はゼロではない。まずは「生活習慣」の見直しを pixta_67597532_S.jpg

里見さんは60代の主婦。

足に血管が浮き出ていることを娘に指摘され 、テレビで見た下肢静脈瘤では?  と思い、広広川先生のクリニックにやってきました。

再発はゼロではないが、適切な治療とケアによって予防できる

里見さん 「治療をすれば、完璧に治って再発しないんでしょうか?」

広川先生 「再発はゼロとはいい切れません。きちんと診断して根本治療を行っても、治療前と同じ働き方や生活習慣、環境だと、どうしても静脈瘤になりやすいですし、遺伝ということもあります」

里見さん 「そもそも静脈瘤になる原因が、仕事だったり生活習慣だったりするわけですものね。どのくらいの期間で再発する可能性があるんですか?」

広川先生 「きちんと治療すれば2~3年のうちに再発ということはありません。再発したとしても、10年以上は経ってからでしょうね。しかし、治療が適切に行われていないと早期に再発する場合もあります。また、厳密には再発とはいえませんが、今ある静脈瘤を治療しても、新たに他の静脈にできてしまうことはあります」

里見さん 「再発や新たな静脈瘤を防ぐには、セルフケアしかないですか」

広川先生 「そうですね。遺伝や体質は変えられませんが、セルフケアや生活習慣の改善は再発防止につながります」

里見さん 「どうすればいいんでしょうか」

広川先生 「まずは足の血流をよくすること。足を動かすという意識を、日々の生活の中に取り入れるようにするといいでしょう。ちょっとした体操を日課にする、歩く距離を長くする、立ち仕事の人はつま先立ち体操をするなどで、静脈瘤になりやすい生活習慣の改善をはかることです。」

里見さん 「そうですね、私も生活習慣を見直してみることにします!」

 

広川雅之

東京医科歯科大学血管外科で静脈の病気を専門として診療を行い、内視鏡的筋膜下穿通枝切離術(99年)、日帰りストリッピング手術(2000年)、血管内レーザー治療(02年)など、下肢静脈瘤の新しい治療法の研究・開発を行っている。

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血管の名医が教える 下肢静脈瘤の治し方

広川雅之KADOKAWA

最近、自分の足をじっくり見たことがありますか?謎のボコボコができていたり、青い血管がウネウネしていたり…。もしかしたらそれ、下肢静脈瘤かもしれません。本書では下肢静脈瘤のセルフケア方法「1分体操」を紹介。正しい知識を身につけ、「ボコボコ足」とサヨナラしましょう。

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※この記事は『血管の名医が教える 下肢静脈瘤の治し方』(広川雅之/KADOKAWA)からの抜粋です。

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