体の老廃物の排出や血圧コントロールなど、全身の健康を司る「腎臓」。その働きが衰えると「疲れやすくなる」「むくみやすい」などの不調が起こりやすくなります。そこで2人の専門家に「腎」(主に腎臓+副腎)についてお聞きしました。今回は、深い呼吸をしながらおなかをねじることで、腎を元気にする「あうん体操」を教えていただきました。
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体をぐーっとねじって、腎の働きを活発に!
腎(主に腎臓+副腎)は腰より少し上にあるので、腰を反らす、回す、ひねるなどの体操で刺激されます。ゆっくりと、「あうん呼吸」をしながら行うのが効果的です。
●ひざ押しねじり体操
2セット
期待できること
・日常の動きがしなやかになります
・肩こり、腰痛予防
・腰回りがスッキリします
・便秘が改善します
いすに腰かけ、一方の手を逆側の脚のひざに当てます。
◎ここがポイント!
おなかをねじる
おなかをねじることで、腰回りに刺激が加わり、腎臓の働きを活性化します。合わせて「あうん呼吸」をすれば、内臓のマッサージにもなり、お通じも良くなります。
手のひらを、逆側の脚のひざの外側に当てます。
体をねじるときは、手のひらとひざを押し合うようにしましょう。
(1)「あー」の発声に合わせて、右の手のひらと左脚のひざで押し合いながら体をねじります。「あー、うー、んー」は各10秒以上言ってください。
(2)「うー」で、体を逆側にねじります。このとき、手と脚は、(1)と反対側で押し合います。
(3)再び体を戻して「んー」と言いながら体を逆側にねじります。手と脚は(1)と同様にします。
取材・文/笑(寳田真由美) 撮影/西山輝彦