ダイエットのためにどれだけ運動&筋トレしても、「食事」が悪ければすべてムダ...。
Twitterフォロワー数65万人(2019年1月現在)の大人気マッチョ社長、Testosterone氏による最強の食事管理法をご紹介。何をどれだけ食べればいいかが超シンプルにわかります!
※この記事は『 筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方』(Testosterone/KADOKAWA)からの抜粋です。
世界一シンプルで世界一続く! 最強の「マクロ管理法」
私があらゆるダイエット法の中で猛プッシュするマクロ管理法。これは、あなたの性別・身長・体重・年齢、そして3段階に分けて活動量から算出した1日に摂取すべき総カロリーと、そこから導かれたマクロバランスに沿って食べるだけという超シンプルな食事法だ。
要は、あなたに必要なマクロ栄養素(※注)(タンパク質・炭水化物・脂質)を指定されただけ食べていけばいい。これを粛々と実行していくだけで、自然と身体は変わっていく。
いきなり「マクロ管理法」と言われても難しそうと思うかもしれないが、心配は無用だ。マクロ管理法をマスターすることは簡単である。
実際に私は、数多くのダイエット法を試してきたが、マクロ管理法が最もわかりやすく、習慣化しやすいと感じている。というか、マクロ管理法と出会って以降、新しいダイエットは何も試していない。これ以上何も必要ないし、よいダイエットはすべてこのマクロ管理法が基盤になっているからだ。ダイエットでたった一つだけ守るべき鉄則があるとすれば、このマクロ管理法と言ってもいい。他のルールなど、マクロ管理ができるようになってから覚えればいいというレベルだ。
このマクロ管理法を実践するうえで「マクロ栄養素」を知っておくことは大前提である。図を見てほしい。
〔図〕マクロ栄養素(3大栄養素)とは
【タンパク質(P)】
筋肉、内臓、肌、髪、爪、身体のありとあらゆるパーツの材料になる最も重要な栄養素。肉類や魚類、卵や乳製品に多く含まれる。1g=4kcal。
英語では「プロテイン」。日本人に一番不足している栄養素と言っていいだろう。不足すると筋肉量の減少、肌や髪にハリやツヤがなくなる、爪が弱くなるなどのさまざまなトラブルが起きる。
【脂質(F)】
関節の健康や脳の働き、ホルモン分泌や脂肪燃焼においても必須の栄養素。
オリーブオイルやゴマ油などの油類はもちろん、アーモンドや落花生、チーズなどにも含まれる。1g=9kcal。
ダイエットを始めるとむやみやたらと脂質の摂取をやめてしまう人が多いが、おすすめしない。しっかり脂質を摂取しないと身体がきちんと機能せず、脂肪燃焼の妨げになったり、筋肉を作るうえで有効に働くテストステロンの減少につながったりするからだ。ダイエット中でも、良質な脂質の確保をすることが大切である。
【炭水化物(C)】
主に人間が活動するために使用され、身体や脳を動かすエネルギーとなる。穀類や麺類、果物などに多く含まれる。1g=4kcal。
糖質制限ダイエットなどの影響によって炭水化物は「悪」と捉えられがち。過剰摂取はもちろんNGだが、決して悪ではない。摂取するタイミングが大切で、主に活発な活動前(朝食、昼食、運動前)と運動後(グリコーゲン補充)に摂ることがベストなタイミングとされている。
(※注)マクロ管理法:性別・身長・体重・年齢・活動量、減量や増量などの目的別に、1日に摂取すべき総カロリーとマクロバランスを導き出し、それに沿って食事をするメソッド。
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