ダイエットに適するのは?「糖類0」「糖質0」「無糖」の違い

ダイエットに適するのは?「糖類0」「糖質0」「無糖」の違い 180412_daietto_1.jpg

コーヒーやビールなどの飲み物でよく目にする"糖類0"の表記。その他にも"糖質0"や"無糖"と書かれたものをよく目にしますが、実際のところそれぞれの違いを詳しくは知らないという人も多いのでは。そこで今回は、「糖類」と「糖質」の違いや、ダイエット中はどれを選べば良いかを紹介していきます。


3つの表記が意味するもの

以前放送された「林先生が驚く 初耳学!」(TBS系)では、糖類や糖質と言われる言葉の違いについて紹介されていました。違いを理解するポイントは、3つに重なった円をイメージすること。一番外側の円を「炭水化物」とすると、その次が「糖質」、そして「糖質」の中に「糖類」の円が描かれます。

一番中心に位置する「糖類」に分類されるのは、「単糖類」と「二糖類」。あまり聞きなれない言葉ですが「単糖類」はブドウ糖などのことで、「二糖類」はショ糖や乳糖などを指します。では、「糖質」はどんなものを指すのでしょうか。ここで注目したいのは、「糖質」の中に「糖類」の円があるということです。「糖類」には含まれない「糖質」のドーナツ部分には、「多糖類」や「糖アルコール」といったものが。

つまり"糖質0"の場合であれば、「単糖類」と「二糖類」だけではなく、「多糖類」や「糖アルコール」も全て入っていないことになります。しかし"糖類0"だと、「単糖類」や「二糖類」は"0"でも「多糖類」などは含まれている可能性が。そして"無糖"は基本的に"糖類0"と同じで、ノンシュガーやシュガーレスも"糖類0"と同じ意味合いで使われています。

"糖類0"や"無糖"と表示されている商品は、「人工甘味料」や「糖アルコール」を含んでいる場合があるのでしっかり確認しましょう。


ダイエットにおすすめなのは?

ダイエット中は1つの指標として、"糖質0"のものを選ぶのがベターと言えるでしょう。ただ、実はどれも100mlあたり糖分0.5g以下なら"0"と表記することができるので、「ゼロだから糖分が含まれていない」とはならないので、注意が必要です。

番組を見ていた視聴者からは「今まで"0"って表記があれば何でも良いと思ってた」「糖類とか糖質って言葉の違いまでは気にしたことなかったなぁ」「今度から"糖質0"を意識して商品を買おう」といった声が。効率の良いダイエットをするためにも、表示されている言葉の意味を理解した上で商品を選んでいきたいですね。

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