ヨーグルトがダメならお味噌汁でOK! 味噌を習慣化してやせ体質をゲット/10キロ楽にやせる

世に溢れる多くの「ダイエット本」。あなたもそれらのダイエット本を読んで様々なダイエット法を試してみたのではないでしょうか。しかし、食べるのを我慢してすらやせなかったのは、あなたの腸に「おデブ菌」がしっかり棲みついているからかもしれません!

腸内環境・腸内フローラを健康に保てば、あなたも「やせ体質」になれる可能性が......!
5分で作れる「酢玉ねぎ」やヨーグルト由来の「ホエイ」などを使って健康的にやせる、画期的「ダイエット」法です。

※この記事は『1000兆匹の腸内細菌を使って10キロ楽にやせる方法 ヨーグルト・ホエイと酢タマネギが効く!』(藤田紘一郎/KADOKAWA)からの抜粋です。

pixta_43243398_S.jpg前の記事「大豆食品は脂肪を燃やし、ビタミンは脂肪減に役立ちます/10キロ楽にやせる(16)」はこちら。

 

脂肪の代謝には、いろいろなビタミンが関わりますが、「ナイアシン」や「パントテン酸」なども腸内細菌が作ってくれます。
「ビタミン類がたくさん含まれる食材を食べて、サプリメントを活用すれば、腸内細菌に頼らなくてもよいのではないですか?」
と、よくいわれます。ビタミン類のサプリメントは、数多く店頭に並んでいるため、手軽に活用できます。ビタミン類が健康や美容に役立つため、健康志向の高い方は、すでにサプリを飲んでいることでしょう。しかし、腸内細菌が作るビタミンは、食べ物やサプリで得るビタミン以上に重要なのです。

ビタミンB群は、水溶性ビタミンといって、水に溶けやすいビタミンです。そのため、食べ物によって体に入るビタミンB群は、おしっこと一緒に排出されやすいのです。私たちの体は、常にビタミンB群を必要していますが、どんどん体外に出てしまいます。

それを補ってくれるのが、腸内細菌が作るビタミンなのです。腸内細菌が作ってくれるおかげで、私たちはビタミン類を利用できるのです。
腸内細菌が上手く働かないと、ビタミンは減ってしまいます。「おデブ菌」が強い勢力を持っていれば、腸でいい働きをする菌が減り、ビタミン類は作られにくくなるのです。そのため、「やせられない。ダイエットで肌が荒れてしまった」といったことに結びつきます。


●腸内細菌が作り出すビタミンは、ダイエットと美肌にかかせません

東北大学名誉教授の木村修一先生の研究で、腸内細菌に食物繊維を与えるとビタミンB群がたくさん合成されることがわかりました。腸でいい働きをする細菌にとって、食物繊維は必要不可欠なのです。

食物繊維に出会った細菌は、分解しながらエネルギーを生み出し、それを支えにビタミン類を作るのです。腸内細菌にとって、食物繊維はなくてはならないものなのです。
「食物繊維を食べると、お通じがよくなるので、美容と健康に役立つと思っていました」
と、多くの方からいわれるのですが、私たちの体の仕組み以上に、腸内細菌が食物繊維によって作り出す成分が、健康や美容を支えています。

腸内細菌のために、たっぷりの食物繊維を食べましょう。

それが、腸内細菌を喜ばせ、私たちがたくさんの有用な物質を得ることにつながるのです。

 

◎ヨーグルトが苦手な人は、味噌汁!

腸内細菌の働きをよくするには、乳酸菌を含むヨーグルトが役立ちます。特に上澄みの「ホエイ」は、ダイエットでは大いに活用したいものです。しかし、中にはヨーグルトが苦手な方もいます。

「ヨーグルトなどの乳製品を食べると、お腹の調子が悪くなります。ヨーグルト以外に、ダイエットに役立つものはないですか?」
このような質問を受けることがあります。

腸内細菌は、ヨーグルトの乳酸菌を応援団にします。でも、ヨーグルト以外にも乳酸菌を含む食材はいろいろあります。そのひとつが「味噌」です

味噌は大豆を発酵させて作った伝統食で、ヨーグルトとは異なるものの、乳酸菌を豊富に含みます。1種類の細菌ではなく、たくさんの種類が存在します。それが、私たちの腸内細菌にいい影響をもたらすのです。

私たちの腸内には、数多くの細菌が棲んでいます。親子であっても指紋のように異なる腸内フローラは、生活環境の影響を受けています。子どもの頃からヨーグルトを食べている人は、それに近い細菌が活発に働いていますが、習慣のない人は別の細菌が活発である可能性が高いのです。

味噌には、たくさんの細菌がいます。味噌の乳酸菌は、ヨーグルトの乳酸菌と性質が異なり、胃酸に強く腸まで届く利点もあります。たくさんの細菌などで腸内細菌を刺激して、いい働きをする細菌を増やすことが可能なのです。


●味噌の乳酸菌も、いい働きをする腸内細菌を応援します

味噌は、「医者いらず」といわれるほど、健康に役立ちます。ヨーグルトが苦手な方は、「一杯の味噌汁」を活用してみてください。味噌は塩分濃度が高く、食べ過ぎると高血圧につながりますが、減塩味噌の商品がいろいろ店頭に並んでいますので、活用するといいでしょう。

味噌は、大豆で作られているため、先程もお話ししたように、大豆そのものの成分によっても、脂肪燃焼をサポートしてくれます。

私は、「ホエイ」ドリンクを食前に飲んだ後、朝食では「酢タマネギ」を加えた味噌汁を飲むようにしています。酢タマネギには、腸内細菌のエサとなるオリゴ糖と食物繊維がたっぷり含まれ、味噌汁の大豆成分や乳酸菌を腸内細菌まで届けることができるからです。

関連記事:「「酢玉ねぎ」のオリゴ糖・食物繊維は「やせ菌」増加をサポートしている/10キロ楽にやせる(7)」

味噌汁に酢玉ねぎを加えて、腸内細菌を活性化させましょう。毎日習慣的に続けることで、腸でいい働きをする細菌が活発になり、やせやすい体へと自然に導いてくれます。

 

藤田 紘一郎(ふじた こういちろう)

1939年、旧満州生まれ。医師、医学博士、東京医科歯科大学名誉教授。東京医科歯科大学卒業、東京大学医学系大学院修了後、金沢医科大学教授、長崎大学医学部教授、東京医科歯科大学教授などを歴任。専門は、寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学。1983年、寄生虫体内のアレルゲン発見で、日本寄生虫学会・小泉賞を受賞。1995年、講談社出版文化賞・科学出版賞を受賞。主な著書に『1000兆匹の腸内細菌を使って10キロ楽にやせる方法 ヨーグルト・ホエイと酢タマネギが効く!』(KADOKAWA)、『50歳からは炭水化物をやめなさい』(大和書房)、『脳はバカ、腸はかしこい』(竺五館)、『腸内フローラ医者いらずの驚異の力』(宝島社) など多数。


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『1000兆匹の腸内細菌を使って10キロ楽にやせる方法 ヨーグルト・ホエイと酢タマネギが効く!』

(藤田紘一郎/KADOKAWA)

世の中には様々なダイエット法の情報が溢れていますが、なかなか思うようにやせられないという人も多くいます。

そうした「やせにくい」人は、実は試してきたダイエット法が悪いのではなく、「やせる体質」づくりができていなかったのかもしれません。腸内環境・腸内フローラを整えれば、無理なく目標体重に近づけることも夢ではありません。健康な腸内環境と「やせ体質」が手に入る、「酢玉ねぎ」やヨーグルト由来の「ホエイ」の作り方も丁寧に紹介!医師である著者が自信をもっておすすめする、健康的にやせるための画期的ダイエット本です。

この記事は『1000兆匹の腸内細菌を使って10キロ楽にやせる方法』からの抜粋です
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