手指のトラブルを防ぐ! 腰を立てる、身体を引き延ばすストレッチ

「手や指が痛い」「しびれる」といったトラブルを予防するためには、ゆがみを整えて体を正しい位置で使えていることが大切です。手指の病気を防ぐためのセルフケアを、骨格アライメント治療を行う細野クリニック院長の細野周作先生に教えていただきました。

前の記事「実践! 体の位置を整える簡単ストレッチで、手指のトラブルを防ぐ(5)」はこちら。

 

手指の痛みやしびれを防ぐには体を動かして整えましょう!

いまある体の不調を解消して、将来起こりうる手指の不調を防ぐには、体の位置を整えることが大切です。さっそく、実践してみましょう。

【手指トラブル予防プログラム2】

お悩み...「脚がむくみやすい」「ひざが痛い」「尿もれが気になる」

●腰を立てる 10秒
足の親指側に力を入れ、 腰をしっかりと伸ばします。

【めあて】
腰を立てることで、骨盤が本来あるべき位置に収まり、正しい姿勢を作ることができます。 腰をしっかりと立てるためには、足の親指側に力を入れることが基本です。

●立って
背筋をしっかりと伸ばして腰を立てます。おなかは 床と垂直になるよう、意識してへこませましょう。

1810p058_01.jpgおなかをへこませて骨盤を立てる。親指に力を入れる

●NG
・腰が後ろに倒れている

1810p058_02.jpg
腰が後ろに倒れている。骨盤が後ろに傾いて、背中は丸まってしまいます。

 


・腰が前に反りだす

1810p058_03.jpg骨盤が前に傾き、股関節に過度な負担がかかっています。

 

●座って
足裏が床につく高さで、いすに腰かけます。足の親 指に力を入れて腰を思い切り伸ばします。

1810p058_04.jpg耳の後ろぐらいまでが背骨のつもりで、 背筋を伸ばします。座面は足がきちんとつく高さで親指に力を入れます。

 

●NG
腰が丸まっている=骨盤の位置がずれてゆがんだ状態です。
1810p058_05.jpg

 

・ひざが外を向く
1810p058_06.jpg 

 

【手指トラブル予防プログラム3】

お悩み...「姿勢が悪い」「腰痛持ちだ」「ひざが痛い」「運動しても続かない」

●体を引き伸ばす 10秒
手足を思い切りぐーんと伸ばします。 伸び切ったら止めます。 10秒たったら、体の力を抜きます。

【めあて】
頭を支えている脊椎(背骨)を肩甲骨の力を使って引き伸ばすことで、 背中の筋肉の過度な緊張をとります。知らぬ間に起こる、骨の圧迫を防ぐ効果も期待できます

●立って
腰を立てて立ち、両手を思い切り上に伸ばします。 足は地面を蹴るつもりでひざ裏を伸ばします。1810p059_01.jpg 

●NG
・腕が耳から離れる

1810p059_02.jpgひじが曲がると、背中の筋肉はしっかり伸びません。

・ひざが曲がる
1810p059_03.jpg

ひざが曲がっていると、腰が落ち、体を伸ばせません。

 

●座って
足裏が床につく高さでいすに腰かけます。腰をしっかりと立て、両手を思い切り上に伸ばします。1810p059_04.jpg 

●NG
足指が床から離れて浮いていると、骨盤がゆがんで姿勢が崩れてしまいます。
1810p059_05.jpg

足指が浮いている

 

次の記事「胸を開く、肩を動かす...上半身を動かして手指の痛みを防ぐ(7)」はこちら。
取材・文/笑(寳田真由美) 写真/藤田浩司 ヘアメイク/野崎裕子 モデル/永谷佳奈 

細野周作(ほその・しゅうさく)先生

細野クリニック院長。東京医科歯科大学卒業後、東京都済生会中央病院、東京大学附属病院を経て独立。著書に『ゆがみを治せば、病気が治る!-骨格アライメントへの招待-』(ゴマブックス)。

日本手外科学会のホームページ

 

週3日、LINEでオススメ記事が届く!

この記事は『毎日が発見』2018年10月号に掲載の情報です。
PAGE TOP