健康な長生きには「のど」が重要! 京都府立医科大学・平野滋教授が「のどの老化とその対策」を解説

日本抗加齢医学会は5月、抗加齢(アンチエイジング)医学についてのセミナーを開催。「声の老化と健康寿命の関係性」をテーマに、声の老化を防ぐために声帯を維持する方法や再生治療について講演しました。

この記事は月刊誌『毎日が発見』2023年7月号に掲載の情報です。

のどが衰えると

・誤嚥しやすくなる
・生活圏が狭まり、人との関わり合いが減る
・職を失うなど社会参加の機会が減少
・フレイル(心身の虚弱)が進むなど健康状態の悪化

加齢でのどに変化が

加齢によって声帯の粘膜や筋肉が衰えて縮んでしまうと、声がかすれると同時に声の活力が失われていきます。女性の場合は低いガラガラ声、男性の場合は高いハスキーボイスになりやすくなります。

声の老化予防には

「声がガラガラしたり、かすれる」「声が変わったと言われる」「昔と同じキーで歌えなくなった」などと感じたら、声の老化が進んでいる可能性が大。声の老化を防ぐために、いますぐできる対策に取り組みましょう。

胃酸の逆流予防

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加齢で胃酸が逆流しやすくなると、胃酸がのどまで到達することで声帯が傷む原因に。予防には胃酸止めの服用の他、ビネガー(酢)や赤ワイン、ミント類、カフェインなど、胃酸を増やすものを摂り過ぎないことが大切。

抗酸化サプリメント

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酸化ストレスが体に悪影響をもたらすことは知られていますが、声帯にも同様です。予防には、活性酸素を抑えることが有効。市販の抗酸化サプリメントを飲むことで声帯の粘膜が守られ、声の老化予防を期待できます。

ストロー発声法健康な長生きには「のど」が重要! 京都府立医科大学・平野滋教授が「のどの老化とその対策」を解説 2307_P082_03_W500.jpg

声帯への負担を軽減しながら発声を整えるのに便利なのがストローです。ストローを口にくわえ、1回の発声で5〜10秒声を出します。それを何度も反復。声帯の筋力が鍛えられ、続けると発声時間が自然と長くなります。

のどの保湿

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のどが乾燥すると、声帯は傷み、声がかすれやすくなります。乾燥を防ぐためには、1日1.5Lの水分を摂るのがおすすめ。ただし、お茶やコーヒーにはカフェインが多く利尿作用も高いので、飲み過ぎには注意が必要です。

 

<教えてくれた人>

京都府立医科大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 教授
平野 滋(ひらの・しげる)先生

京都大学医学部卒業。UCLA耳鼻咽喉科・頭頸部外科研究員、京都大学大学院医学研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科講師・准教授を経て、2016年より現職。日本頭頸部外科学会理事長。

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