脳にいい!睡眠
大人世代の悩みの一つが「睡眠の質」の低下。
これを改善するだけで脳が若返り、アルツハイマー型認知症などを防ぐことができるようになります。
(1)お風呂は眠る1~2時間前
就寝時は体温が下がっていることが大切
「眠気は、体温が下がっていくときに訪れます。就寝の少し前に入浴してしまうと、体が熱くて眠気が起きにくいもの。眠る1〜2時間前に入浴するようにしましょう。就寝時には体温が下がり、寝付きがよくなります」(西さん)
(2)30分未満の昼寝をとる
昼寝で認知症のリスクが50%減
「30分未満の昼寝をする習慣がある人は、昼寝をしない人に比べて認知症のリスクが50%も下がるという結果が。ただし、長過ぎる昼寝は厳禁。夜の睡眠の質が下がってしまうため、逆に認知症のリスクが高まってしまいます」(西さん)
(3)無理して寝ようとしなくていい
眠れないときは、頭と体をリラックス!
「眠れないときにがんばって寝ようとすると、脳が緊張し、かえって悪影響をもたらします。眠れないときは無理をせず、テレビを見たり、本を読んだり、ぼーっとしたりして、脳をリラックスさせましょう」(西さん)
構成・取材・文/和栗 恵 イラスト/とつかりょうこ