アラフォー世代「見た目の老い」とどう向き合う? 40代医者兼芸人が実感する「美容医療の力」

【本作を第1回から読む】健康診断の結果が良ければOK、ではない? 「人間ドック」をオススメする理由【医者兼芸人が説く!】

『40歳を過ぎるとなぜ健康の話ばかりしてしまうのか?』 (しゅんしゅんクリニックP/ヨシモトブックス:発行)第6回【全6回】

久々に会えば「歳を取ったもんだ」と、つい健康の話をしてしまう。40歳を過ぎてから、ちらほらと健康が気になり始めた方も多いのでは? 吉本興業所属のお笑い芸人兼医師・しゅんしゅんクリニックPさんの『40歳を過ぎるとなぜ健康の話ばかりしてしまうのか?』は、そんな悩めるアラフォー世代の健康にまつわる疑問を、生活習慣や健康、外見といったテーマごとに解説しています。しゅんしゅんクリニックPさんの医療知識や体験から感じたことを通じて、日常に潜む心配事に一つずつ向き合っていきましょう。

※本記事はしゅんしゅんクリニックP著の書籍『40歳を過ぎるとなぜ健康の話ばかりしてしまうのか?』(ヨシモトブックス:発行)から一部抜粋・編集しました。


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老いによる外見の劣化、受け入れますか? あらがいますか?

僕の専門職は一般内科ですが、週に1回だけ美容皮膚科でも働いています。ふとしたご縁からそこで働く医師と知り合い誘っていただき、僕自身も美容医療に興味があったので働くことを決めました。コロナ禍でもあり、芸人としての仕事も減っていて、何か新しいことを始めたいと思っていた気持ちとちょうど合致したタイミングでもありました。

内科や小児科や整形外科のクリニックはコロナによる患者さんの受診控えが著明だった一方で、美容医療は別でした。当初は患者さんが減っていくことを心配していたのに、「マスク生活で自然に顔が隠せる今のうちに!」と、美容外科や美容皮膚科に行って気になるシミやシワ、たるみなどをなくそうと美容医療にチャレンジする方が増えました。実際「増えました」なんていうレベルではなく、あまりの急増ぶりに、2020年には感染予防の観点から、日本美容医療協会が消費者に向けて美容医療の自粛を求める異例の文書を発表したほどでした。

コロナ前までは施術後の腫れが心配で治療に踏み切れなかった人たちも、リモートワークによって毎日通勤する必要がなくなったため、ステイホーム期間を術後のダウンタイム(※1)に充てていた人もたくさんいました。一方で、マスク姿でいることがあまりにも長期化したために、人前でマスクを外して素顔を見せることにためらいを感じる人もいて「相手に想像していた顔と違うと思われたくない」という理由で、美容医療に踏み切るパターンもあったようです。

 

しゅんしゅんクリニックP
1983年7月2日生まれ。群馬県前橋市出身。吉本興業所属のお笑い芸人兼医師。アイドルグループ「吉本坂46」メンバー。2008年、群馬大学医学部医学科卒業。NSC東京校16期卒業後、2011年に漫才コンビ「フレミング」を結成して舞台を中心に活動するも2016年に解散。ピン芸人に転向後、医者あるあるの歌&ダンスネタ「ヘイヘイドクター」が注目を集めてブレイク。以降、テレビや舞台、YouTubeをはじめ、学園祭や医学系学会にも多数出演するなど、幅広い活動を行っている。史上最高齢で神保町よしもと漫才劇場の所属芸人となったおばあちゃんとの漫才ユニット「医者とおばあちゃん」としても活動中。


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※本記事はしゅんしゅんクリニックP著の書籍『40歳を過ぎるとなぜ健康の話ばかりしてしまうのか?』(ヨシモトブックス:発行)から一部抜粋・編集しました。
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