顔から汗が止まらない、イライラが抑えきれない、 悲しくもないのに涙が出る...それは「女性ホルモン」が原因かもしれません。そこで、15年間婦人科に通い続けドクターと二人三脚で若年性更年期を乗り越えた葉石かおりさんの著書『死んでも女性ホルモン減らさない!』(KADOKAWA)より、女性ホルモンと更年期の関係や食生活、運動、心のケアについてご紹介します。
パートナードクターと出会うには?
更年期に限ったことではないけれど、医師のもとで自分の不調を改善するにあたり、「医師との相性」は非常に大切です。
これはあくまで私個人の見解ですが、有名だから、ネットで高評価だから「よい医師」とは限りません。
大切なのは「自分に合うかどうか」です。
女性ホルモンの減少によって起こるさまざまな不調の治療は、症状が改善すれば終わりではなく、生涯にわたって行うもの。
婦人科医は、まさに「パートナー」なのです。
ではどうやって自分に合う医師をみつけたらいいのでしょう?
ベストな方法は親しい方からの口コミです。
また婦人科医とは長いおつきあいになるので、医師が何人も常駐し、受診の度に担当が代わる大きな病院はあまりおすすめしません。
じっくり時間をかけ、自分と相性がぴったり合う医師を探していきましょう。
①口コミ、病院検索サイトの評判をチェック
何より頼りになるのは、近しい同年代の方からの口コミ。実際にその方が更年期治療を受けていれば、なおさらベストです。全くあてがない場合、「Caloo(カルー)」などの病院口コミ検索サイトで、通いやすいエリアのクリニックの評価をチェックするのも一つの手です。いずれにしても大事なのは相性。まずは受診してみましょう。
②クリニックのホームページをチェック
口コミなどで受診したいクリニックがみつかったら、次にチェックしたいのがホームページ。診療内容のメニューに「更年期障害」「低用量ピル」「HRT」といったワードが入っているクリニックは比較的おすすめです。
《Check word》
「更年期障害」
「更年期症候群」
「H R T」
「ピル」
これらがチェックしたいワードです。漢方については漢方外来を設けているクリニックを。
女性ホルモンと更年期の関係や、更年期での食生活・運動・心のケアなどが、3章にわたってわかりやすく解説されています