40代半ばから急激に減少!「更年期障害」と女性ホルモン「エストロゲン」の関係性って?

顔から汗が止まらない、イライラが抑えきれない、 悲しくもないのに涙が出る...それは「女性ホルモン」が原因かもしれません。そこで、15年間婦人科に通い続けドクターと二人三脚で若年性更年期を乗り越えた葉石かおりさんの著書『死んでも女性ホルモン減らさない!』(KADOKAWA)より、女性ホルモンと更年期の関係や食生活、運動、心のケアについてご紹介します。

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女性ホルモンと更年期の関係性

更年期とは「閉経」を挟んだ10年間のこと。

閉経は永久に生理が停止することを指し、「1年間生理がない」ことが一つの目安となります。

日本人女性の閉経の平均年齢は50歳前後。

ただ閉経には個人差があり、まれに30代で閉経してしまう人も(早発閉経)。

二つの女性ホルモンのうち更年期と関係が深いのがエストロゲンです。

エストロゲンの減少により、「更年期障害」と言われるさまざまな症状が現れます。

暑くもないのに汗が出るホットフラッシュ、めまい、言い知れぬ不安......、こうした症状が生活や仕事に支障をきたすようになると医師による適切な治療が必要となってきます。

更年期障害は病気ではありません。

しかし「ほうっておけば治る」ことはありません。

つらい症状がある時は、ガマンしないでくださいね。

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※更年期障害の症状は千差万別。人によっては複数の症状が重なったり、全く症状が出ないこともある。

ライフステージによって変化するエストロゲン量

女性のカラダは、各ライフステージによって分泌量が変わるエストロゲン(卵胞ホルモン)に大きく左右されます。

思春期に始まる生理を皮切りにエストロゲンの分泌が高まり、性成熟期(20代前半~30代前半)をピークに、その後徐々に減り始め、40代半ばの更年期から一気に低下。

このエストロゲンの急激な変化こそが、さまざまな不調の主たる原因と言われています。

ここでしっかり自分のカラダと心に向き合うことで、後に迎える老年期のQOL(生活の質)が変わってきます。

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更年期とは閉経を挟んだ10年間のこと。カラダと心の不調を軽視せず、「おかしいな」と思ったら婦人科を受診しましょう。

【まとめ】『死んでも女性ホルモン減らさない!』記事リスト

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女性ホルモンと更年期の関係や、更年期での食生活・運動・心のケアなどが、3章にわたってわかりやすく解説されています

 

葉石かおり(はいし・かおり)
ラジオレポーター、週刊誌の記者を経て、エッセイスト、酒ジャーナリストに。年下婚、離婚などを経験し、各メディアにエッセイやコラムを寄せる。また、国内外でサケ・アカデミーを開講し、日本酒の伝道師・SAKE EXPERT の育成を行う。お酒と健康について、医師に取材した著書『酒好き医師が教える最高の飲み方』(日経BP 社)が13 万部を超えるベストセラーに。

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『死んでも女性ホルモン減らさない!』

(葉石かおり/KADOKAWA)

つらい更年期をハッピーな「幸年期」に変えるのはケア次第なんです。著者が15年間婦人科に通い続けドクターと二人三脚で編み出した「女性ホルモンとの付き合い方」が、マンガを織り交ぜてわかりやすく紹介されています。女性ホルモンと更年期の関係や、食生活・運動・心のケアなど、更年期と向き合うためのヒントを教えてくれる一冊です。

※この記事は『死んでも女性ホルモン減らさない!』(葉石かおり/KADOKAWA)からの抜粋です。
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