2.なす
なすに多く含まれるGABA(ギャバ)はアミノ酸の一種で、高血圧予防にとても役立つと注目されています。
GABAは体内に吸収されると、血管を収縮させるノルアドレナリンの分泌を抑制し、血圧の上昇を防ぐ効果があります。
●低温調理でGABAを活性化
なすを60℃で加熱処理するとGABAが増えたという報告が。できれば低温調理がおすすめです。
●皮ごと食べてポリフェノールも摂る
皮にはポリフェノール「ナスニン」が充実。抗酸化作用が高く、動脈硬化の予防にも。
電子レンジで作る蒸しなすなら、丸ごと栄養を摂れます。
3.ほうれん草
NOのもととなる硝酸塩が多く含まれているほうれん草は、血圧コントロールに欠かせない食材。
カリウムはもちろん、血圧を下げるのに効果的といわれる機能性成分クロロフィルの他、ビタミンC、鉄分なども充実しています。
●赤い根はミネラルがいっぱい
赤い根の部分にはマンガンというミネラルが豊富で、塩出しをサポートしてくれます。
●栄養豊富な葉はサラダ用で!
葉にはNOのもととなる硝酸塩やビタミンCが豊富。生食用(サラダ用)ならそのまま味わえます。
【加熱調理にご注意!】
ほうれん草に含まれる栄養素は熱に弱いので、加熱時間はできるだけ短くするのが正解です。