YOUさんも興味を抱く「墓友」とは? 墓じまいが後を絶たない「終活」の実態

誰もが迎える"最期"に備えて、身の回りを整理する「終活」。その内容は様々ですが、中には先祖代々受け継いだ「お墓」を手放してしまう人も。深刻化する墓じまい問題を受け、最近では新たな弔いの形が注目を集めています。

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墓じまいが急増する背景には...

6月15日放送の「報道特集」(TBS系)では、最新の「終活」事情を特集。まず番組で紹介されたのは、「墓じまい」を行う60代の女性でした。

墓じまいとは、その名の通り"現在の墓を撤去すること"。彼女は実家から離れたところに住んでおり、この先墓を守っていくのが難しいといいます。女性は墓じまいについて「ご先祖さんに何回も謝りました」と語った上で、「大事なものではあるんでしょうけど、(お墓が)あることによって負担になることもある」「ホッとしたというのが正直な感想です」とコメントしていました。

じつは彼女のように、墓じまいをする人が年々増加しています。遺骨の引っ越しを意味する「改葬」の件数は、2016年度時点でおよそ9万7,000件。5年前と比べると、約2万件も増えている状態です。

そんな影響もあってか、最近は墓石の代わりに木を墓標とする「樹木葬」の人気が急増中。木の下に埋葬された遺骨はいずれ土に還るため、墓を管理する継承者を必要としません。

また「樹木葬」などを展開する市民団体NPO法人「エンディングセンター」では、「もう一つの我が家」と名づけた住宅を解放。そこでは樹木葬に生前契約した人たちを集め、ランチ会などを実施する交流拠点にしています。会員たちはお互いのことを「墓友(はかとも)」と呼び、様々な活動を通して交流を深めていくそう。

番組終了後、ネット上では「顔見知りが同じ墓に入るのって何となく安心感があるよね」「子どもに負担がかかることを考えると、管理いらずの樹木葬もありなのかも」「墓友なんて言葉ができる時代なのか...」などの反響が上がっていました。


YOUさんも"墓友"がほしい!?

"墓友"についてはタレントのYOUさんも興味津々です。事の発端は、昨年放送された「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に彼女がゲスト出演したときのこと。番組MC・黒柳徹子さんから"墓友"の話題を振られたYOUさんは、友達と「墓友」の話で盛り上がっていることを明かしました。

40代後半くらいから、よく会話の話題に「お墓」の話が出るようになったというYOUさん。彼女の友人は結婚していない人が多く、それまで友人たちは「お墓はいらない」「散骨がいい」と口々に話していたといいます。そんなときに"友達同士で入れるお墓がある"という噂を聞き、YOUさんたちは「それにしよう!」と満場一致に。その友人たちの中には、マツコ・デラックスさんもいるそうです。

ちなみにYOUさんは、両親のお墓を既に購入済み。黒柳さんから「そこにはあなた入るつもりないの?」と聞かれた際には、「両親がすごく仲良しで(私が入ったら)邪魔かなって」とコメントしていました。

急成長を遂げている終活業界では、新たな制度や言葉が続々と生まれているよう。あなたは今話題の「墓友」作りや「樹木葬」についてどう思いますか?

文/藤江由美


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