「私の葬式には、ドレスアップして来てほしい!」 頭の中で思い描く葬式像ってどんなもの?

いつかは訪れる"自分の葬式"。具体的なプランとまではいかなくても、頭の中で「自分の葬式はこうしたい」「ああしたい」と理想を思い描く人も少なくないようです。つい先日も、「自分の葬儀はどんな葬式にしてほしいですか?」という話題が注目を集めました。

190627_sougi_01.jpg


明るくラフな葬式を希望!?

たとえば「かしこまった葬式はしたくない」と語るAさんは、おしゃれなガーデンレストランで葬式を行いたいとのこと。綺麗な花々に囲まれた場所で、家族と友人で美味しい食事をしながら偲んでほしいと自身の葬儀プランを語っています。

他にもネット上に寄せられたコメントには、「ドレスアップして来てほしいな。フォーマルとかマナーを気にせず、華やかな葬式にしたい」「葬送のBGMはミスチルの曲にしてもらって、遺影は笑顔のやつがいい」「はっきり言って葬式は楽しくやってほしい。笑って送り出してくれる葬式が理想的」「普段着・手ぶらOK。気軽に立ち寄れるラフな葬式がいいかな」「とにかく思いっきりふざけたい。ドラクエのオープニング曲で出棺とか」などのコメントが。

"ラフで楽しい葬儀にしたい"という声が上がる一方で、特にひと際多かったのが"葬式はひっそりと行いたい"という意見。その理由については「遺影とか骨とか誰にも見られたくない」「主役になるのが嫌」「葬式は1番安いので構わないから、浮いた分を家族の生活費に回してほしい」との声が上がり、中には「葬式や戒名もいらない」「直葬希望。法事も不要」などの意見も寄せられています。

さらに葬儀プランを家族に伝えている人も多いようで、ネット上には「出棺の時は霊柩車のクラクションを盛大に鳴らすよう旦那と約束済み」「葬式は任せるから、遺影は今より20kg痩せていた頃のを使ってほしいとだけ伝えてある」という声も上がっていました。


「火葬だけでいい」と答えた背景には...

自分の葬儀プランを考えた結果、「火葬のみ」「葬式はいらない」といった考えに行きついた人は多い様子。では実際にどのくらいの人が、葬儀を不要と感じているのでしょうか。

2016年3月に発表された「自分自身の葬儀についての意識調査」(「AmazingLife」調べ)では、40~69歳の男女を対象にアンケートを実施。まず「あなたは自分が死んだらお葬式を挙げてほしいと思いますか?」と尋ねてみたところ、「家族に任せる(39.8%)」「葬儀はいらない。火葬だけでいい(33.6%)」「考えたことはない(14.2%)」「葬儀を挙げてほしい(12.4%)」といった順に回答が並びました。

そこで「火葬だけでいい」という回答者に対して"理由"を質問した結果、第1位には圧倒的多数で「近親者だけで済ませてほしいから(55.3%)」がランクイン。2位以降には「宗教を持っていないので葬儀に高額な費用をかける価値観を持っていないから(10.5%)」「参列する人が少ないから(10.5%)」「高額な葬儀費用を用意するのが難しいから(7.9%)」などが続いています。

楽しい葬式にしたいという人がいる一方で、葬式自体なくてもいいと考える人も多いようですね。あなたが思い描く理想の葬式像はどのようなものですか?

文/藤江由美


関連記事:「お墓や葬儀の費用ってどれくらいか知ってる?「終活」を真剣に考えてみる」

https://www.value-press.com/pressrelease/159715

 

この記事に関連する「暮らし」のキーワード

PAGE TOP