メイドカフェでもタクシーでも! 五輪を控えた日本に"英会話時代"到来!?

急増する外国人観光客の存在や2020年東京五輪など、"英会話"がより身近なものになっている昨今。空港やホテルだけでなく、意外な場所でも英会話が重視されるようになってきています。今回はそんな"英会話事情"をピックアップしていきましょう。

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島国・日本に"英会話時代"が訪れる!?

11月7日に放送された「クローズアップ現代+」(NHK)では、日本に訪れた"英会話時代"について特集。番組では1カ月に5,000人の外国人客がやってくるというメイドカフェにスポットが当てられました。

秋葉原のとあるメイドカフェでは、新人メイドを対象にネイティブスピーカーが3カ月間みっちり研修を行うのだそう。その効果もあってか、見習いメイドの女性は外国人観光客を相手に見事な英語を披露。また研修だけでなく独学で英語を勉強している姿も映され、ネット上では「メイドさんたちまでこんなに本格的に英語を学んでるのか!」「想像以上にしっかりと話してて、お客さんの嬉しそうな様子見るといいなって思う」「流暢に英語を話すメイドさんたち、スゴイ...」と驚きの声が。

英語力によって売り上げを伸ばした店舗は他にもあり、とある天丼チェーンではメニューをすべて英語化。社員への英語研修にも力を入れており、きめ細やかなサービスがうけて店舗の客の8割が外国人に。売り上げも5年前と比べて11%アップしています。またタクシードライバーの場合、「通訳案内士」という資格を持っていることで1時間に2,000円の特別手当が支給される制度も。外国人客が多いホテルからも真っ先に呼ばれ、毎回のようにチップが貰えるそうです。


渡辺謙さんも40代から! 中高年になってから英語を学ぶ人々

番組では収入アップのために英語を勉強する男性タクシードライバーの姿も描かれました。タクシードライバーの平均年齢は57歳。しかし収入アップのために外国人客を取り込もうと、多くの人が英会話の勉強を始めています。

実際にある程度の年齢になってから英会話を勉強し始める人は多いよう。例えば今やハリウッドでも活躍する俳優の渡辺謙さんは、40代前半から英語を猛勉強。今やブロードウェイミュージカルで主役を務めるほどの語学力を身につけました。

ネット上でも「40過ぎて英語にトライ中。ラジオ英会話とTOEICの教本が相棒です」「海外ドラマにドはまりした結果、子どもと一緒に英語を勉強してる」「定年後に海外旅行にいくことを目標に、英語を1から勉強しなおしています」「子育てや仕事が落ちついたからこそ、今までできなかった"英語"をじっくり学んでみたい」といった声が多数見受けられます。

2020年の東京五輪開催に向け、訪れる外国人の数は増加の一途をたどるはず。今から英語を学ぶことで、五輪に備えられるといいですよね。

文/藤江由美


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