家庭菜園で古い土の処分が面倒! そんなときに知った何度でも使える「土の再生術」

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:梅の実
性別:女
年齢:49
プロフィール:念願の庭での園芸を始めて3年、まだまだ育てたいものがたくさんあるので植物と日々向き合い勉強中です。

家庭菜園で古い土の処分が面倒! そんなときに知った何度でも使える「土の再生術」 26.jpg

賃貸ではありますが、庭付き一軒家住まいを始めて3年目になりました。

念願の園芸を始めたのですが、敷地内の土の質が良くないため植物はすべて鉢植えです。

鉢や土を買うのがちょっと面倒ではありましたが、季節の花や野菜を育てる楽しさに目覚めてからはそんなことは気になりませんでした。

しかし、面倒だなと感じることがないわけではありません。

1年草が終わった後や季節ものの野菜の収穫後、新しく土を買って入れ替える度に、古い土を処分しなくてはいけないのが悩みの種でした。

私の住んでいる街では、土はゴミとして出すことはできず、新しく土を購入した際に引き取ってもらうなど、その都度相談をする必要があるので本当に面倒なんです。

どこかゴミとして捨ててもOKな地域があれば、そこまで持ち込んでしまおうかとまで思ったくらいでした(していませんよ!)。

そんなある日、ネットなどの情報で土は捨てなくても再生させれば何度でも使えることを知ったのです...!

それからさっそくやってみました。

ある程度手間はかかるものの、季節ごとの苗木の種類が増えても土を捨てなくて済むので、私はストレスから解放されました。

いま私が行っている再生法は、土から不要なものを取り、消毒して、失った栄養を再び与えるというものです。

土の消毒のために日の光が必要なので、冬以外に行ったほうがいいと思います。

1、2回使っただけなら消毒は不要としているネット情報もありましたが、私は確実にふかふかに再生させたいので消毒しています。

なお連作、つまり毎年同じ場所で同じ野菜、もしくは同じ科の野菜を栽培している場合は、消毒は必須です。

具体的な手順は次の通りです。

1. 園芸用の土ふるいをつかって、残っている植物の根や虫を取り除く

2. 黒いポリ袋に土を入れ、水も入れてしっかりと土を濡らす

3. 2のポリ袋を雨が当たらず日はよく当たる場所に2~3週間置いて、熱で土を消毒

4. シートにポリ袋から出した土を広げてサラサラになるまで乾燥させる

5. 「土の再生材」として売っている土や堆肥など、今後の使い道によって必要な栄養を土に与える

混ぜ込み方はその与えるものによって使い方をご確認ください。

使っていた土に栄養を与え直す必要があるので、元の量より少し増えていくことになりますが、ちゃんとふかふかの土に再生できて新しい植物も元気に育っています。

このおかげで家庭菜園を以前よりも楽しむことができるようになりました。

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