こんにちは。ブログ「キッチン夫婦」を運営しているべにゆうの夫のＫです。
前回のエピソード：ペットは高齢者の生きがいになるけれど...安易に飼えない葛藤／キッチン夫婦（妻）
たびたび登場する私の両親、父（86歳）と母（83歳）は、地元に3人の子供が住んでいますが夫婦二人暮らし。
両親の家は2階建ての一軒家で、先日父が自宅の階段を滑り落ち軽い捻挫をしてしまいました。 「大丈夫、大丈夫」と笑い飛ばし、いたって元気。幸い骨は折れていませんでしたが、一歩転び方を間違えていたら大変な事になっていたはず。
独立行政法人国民生活センターの報告（平成25年）によると、65歳以上の高齢者の事故のうち77.1％が家庭内に起こっているそうです。また、家庭内で起こる事故で多いのは転落（30.4％）、転倒（22.1%）だそう。まさに父は高齢者が起こしやすい事故を起こしてしまったという事になります。
高齢になると、バランス感覚と視力が鈍る事で階段などで滑ってしまうのです。父は視力はしっかりしているもの、バランス感覚は鈍ってます。
また遠近両用のメガネを使っていることも大きな転倒の要因になります。私は遠近両用メガネを使っていて、長距離の車の運転もしますが、やはり上下左右のバランスがずれる事が多くあります。高齢者の方が使っている場合は、やはり一段と気を遣う必要があります。
元気な父ではありますが、年齢と共に鈍るのは仕方が無し。ただ今回は捻挫で済みましたが、高齢者の転倒は骨折にもつながり、その後寝たきりにもなるケースも多く、簡単に済ませられないのが現状。
その対策としては家の中に手すりをつける、段差をなくすなど、転びにくい環境を作る事が大切です。父は８６歳で口が達者で、かなり器用です。転倒した後、原因の段差が危なくならないように自分で日曜大工をして改善していました。
そんな父ですが...１年ほど前から実家に行くと必ず 「豆乳飲むか？」と異様にすすめてきます。誰に情報をもらったかはわかりませんが、豆乳は健康に良いと認識している様子。
この豆乳が今、これまでにないほどのブームになっているのをご存知ですか？
料理ブログを書いている私達も様々な豆乳に関する記事を書きました。もともと豆乳は美肌効果・肥満予防・骨粗鬆症予防・脳の老化予防などが期待できる高い栄養価が有り評価されていました。今回大きなブームになっているのは、これまで美味しくないと言われていた豆乳が、美味しく飲みやすくなったことがあげられるでしょう。
味の種類も多く、キッコーマンなどは30種類以ものラインナップが販売されています。父が「最近の豆乳は美味しい」というのもうなずけます。
また様々な工夫をされた食べ方もブームに影響しました。昨年の夏に流行したのが豆乳アイス。パックごと冷凍庫で好みの固さに凍らせ、スプーンで食べます。 その美味しさと手軽に食べられることで大人気になりました。
もちろん豆乳自体を他の料理に加えるレシピも人気です。そこで今回は「豆乳味噌スープ」をご紹介します。
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「豆乳味噌スープ」
材 料（4人分）
豚バラ薄切り肉・・・280ｇ
長ねぎ・・・1本
大根・・・1/3本
人参・・・1本
ごぼう・・・1/2本
こんにゃく・・・1枚
昆布出汁・・・500ｃｃ
合わせ味噌・・・大さじ3
豆乳・・・2カップ
サラダ油・・・少々
作り方
①ねぎは長さ1ｃｍ、大根はいちょう切りに、人参は半月切にする。ごぼうは皮をこそげて乱切りににし、さっと水煮さらす。こんにゃくはちぎって使う。豚肉は３ｃｍほど長さに切る
②鍋にサラダ油を熱し豚肉を入れ、色が変わる程度に炒め、野菜を加えながら炒める
③昆布出汁を加え、煮立ったらアクをとり、蓋をして１５分煮る
④味噌を溶き入れ、仕上げに豆乳を加えてさっと煮る
※使う味噌によってちょっと変わるので、味見をして味噌の量を調整する
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父が転倒して骨折しなかったのは、豆乳を日々飲んでるだけが要因だけではありませんが、飲みやすくなった豆乳は高齢者の方にお勧めの飲み物といえます。
ただし、味の付いた豆乳は特にカロリー高めなので飲みすぎは注意しましょう。
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- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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