みなさんこんにちは。
日々うさぎの魅力を発信している「うさぎのふうた」の飼い主です。
前回のエピソード:うさぎを飼いたい!初期費用ってどのくらいかかるの?/ふうたの飼い主
今回は「うさぎ1匹と暮らす時の飼育費用の目安」という内容をお届けしていきます。
前回は、うさぎと一緒に暮らすための初期費用についてお話ししました。
その続編ということで、1ヶ月の飼育費用はどのくらいかかるのか?
だいたいの目安をお届けしていきます。
一時期のうさぎブームを経て、うさぎ専門店の知名度が上がり、
高級なフードや牧草・サプリなどを購入する事がネット通販でとても容易になりました。
ですが今回は、最低限かかる費用ということで、一般的なホームセンターなどで入手できる飼育用品を使う、とすることをご了承ください。
犬や猫よりも小さいし、草食動物だし、あまりお金がかからないイメージを持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
では、実際のところどうなのか。
かかる費用をおおまかに分けてみましょう。
「食費」「日用品費」「医療費」の3つに分類して計算していきます。
食費
うさぎの主食は牧草です。
成長期(生後4~6ヶ月くらいまで)はマメ科のアルファルファが中心。
6ヶ月~1歳以降はイネ科のチモシーという種類が中心になります。
※期間はあくまで目安です。
食べる量は個体差がありますが、1ヶ月に約1kg~2kg程度。
2kg入りの牧草の価格は\1,500くらいです。
もうひとつの主食はペレット
基本、牧草だけでもうさぎは育てられます。
15年ほど前、うさぎの寿命は6年~8年と言われていましたが、
近年はペレットを作る技術が向上し、栄養バランスが整ったおかげで
うさぎの寿命は飛躍的に延びたと言われています。
ちなみに、私の飼っていたうさぎは14歳まで生きてくれました。
健康で長生きしてもらうためにもペレットは与えた方がいいと私は考えています。
ペレットは様々なメーカーから販売されています。
1日当たりの食べる量は、体重の3%が目安とされていますので、
体重1kgの子だと30gを朝と夕方に分けて与えます。
30g × 30日 = 900g
だいたい1kgで\1,000くらいが相場です。
サプリメント・おやつも多数出ていますが、
与えるかどうかは飼い主さんの判断にもよりますので
今回は除外することにします。
食費:牧草+ペレット = \2,500/月
日用品費
トイレにペットシーツを敷く、またはトイレ用の砂を敷くなど
飼育方法によって使う物が変わってきますが、
どちらもおおよそ\1,000くらいが目安になります。
日用品費:\1,000/月
医療費
うさぎは我慢強い動物なので、体調が悪くても平静を装うことが多いです。
異変が見つかった時にはすでに手遅れだった・・というケースもよくあるので
定期的な健康診断は必須になります。
期間としては3ヶ月に1度くらいのペースがいいと言われています。
1回の健康診断の費用は\1,000~\3,000と病院によってまばらです。
今回は平均をとって\2,000かかるとしましょう。
ちなみに私の行っている病院は\1,000でお釣りがきます。
地方はうさぎを診察できる病院が少ないので
交通費で\2,000くらいかかっていますが・・(汗)
医療費 = \666/月(3ヶ月に1度なので \2,000を3で割りました)
では、まとめていきましょう。
食費 \2,500 + 日用品費 \1,000 + 医療費 \666 = \4,166/月
最低限かかる費用として計算したので、月に\5,000確保できれば
うさぎと一緒に生活できると考えていいと思います。
実は、小型犬や猫の飼育と費用はそんなに変わらないです。
(むしろ食費は高いかも・・)
年間にすると約\60,000の出費になりますが、
私はそれ以上の価値と癒しをもらい続けているので、17年間一緒に暮らしてます。
・・というか、もういないことは考えられないです(笑)
うさぎ1匹と暮らすための費用。
高いと感じるか、安いと感じるかは人それぞれだと思います。
もし、うさぎと暮らすことに魅力を感じ、飼いたいと考えていらっしゃるなら、
縁のあった子に愛情を注いで、幸せにしてあげてくださいね。
【次のエピソード】意外と知られていない!?うさぎが食べていい野菜・悪い野菜
最初から読む:犬?猫?いやいや!ペットを飼うなら「うさぎ」はいかが?/ふうたの飼い主
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