みなさんこんにちは。
日々うさぎの魅力を発信している「うさぎのふうた」の飼い主です。
前回のエピソード:一緒に寝たい!一緒に暮らし始めて6年目に起きた奇跡
今回は、特に質問されることが多い、
「ふうたが表情豊かになった理由」をお届けしていきます。
まずはじめに、ふうたはお迎えした時から表情が豊かだったのか?
いえいえ、そんなことはありません。
ホームセンターのペットコーナーで、ふわふわしたグレーの毛を纏いジッとこちらを見ていたうさぎの子ども。
ケージに貼られた札には、ネザーランドドワーフ(オス)という文字と私と1日違いの誕生日。
ふと目が合い、可愛いなぁ・・とは思ったものの、家には10歳の高齢うさぎ「こたろう」がいたので連れて帰ろうとは思わずそのまま帰宅。
ところが、キラキラの瞳とふわふわのグレーの毛が頭から離れず、翌日もう1度ホームセンターへ。
「あれだけ可愛かったらすぐにいなくなってしまう」
焦りと不安のあまり、小走りでペットコーナーに向かったところ
・・
「いた!!」
近くにいた店員さんに声をかけ、まだ飼い主が決まっていないことを確認。
すぐにその子を抱っこさせてもらい、
「家の子になるかい?」
と聞いてみたところ、目をキラキラさせながらジッと私を見つめていたのが印象に残っています。
ちなみにお迎えしたあとは
先住うさぎのこたろうにすぐ懐いたのでひと安心。
小さい頃はやんちゃで運動神経抜群。
でも表情には出さないクールな子でした。
ではなぜ、表情豊かになったのか。
そのきっかけはこたろうとのお別れでした。
一般的に10年生きれば長生きだといわれるうさぎ。
こたろうは14歳というご長寿記録を残し、天寿を全うしました。
師匠であり、父親のようであった大切な存在を失い、しばらくは落胆の日々を送ったふうた。
でもこのままじゃいけないと、私と一緒に前を向いて歩き出しました。
それまで交互に行っていたお部屋の散歩(部屋んぽと言います)もふうたひとりになったことで24時間放し飼いに。
すると次第に話しかける時間が増え、
私の言葉に対して表情でリアクションしてくれるようになりました。
犬や猫は「鳴き声」というコミュニケーションツールを持っていますが、うさぎの声帯は未発達なので、おそらく「鳴く」というアクションを起こしにくいのだと思います。
※個体差はありますが、感情を音として鳴らす子もいます。
なので、ふうたが私とのコミュニケーションに最適だと選択したものが「表情」だったのかもしれません。
話しかければ話しかけるほど、うさぎとは思えない表情を見せてくれるふうた。
これからも私は、ふうたとのコミュニケーションを通じて、誰も見たことがないうさぎの表情をお届けしていこうと思っています。
【次のエピソード】喜んでる?怒ってる? 行動から分かるうさぎの感情表現
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