20代で結婚、2男1女を授かり、主婦として暮らしてきた中道あんさん。でも50代になると、夫との別居、女性としての身体の変化、母の介護...と、立て続けに「人生の転機」が訪れます。そんな激動の中で見つけた「50代からの人生を前向きに過ごすためのヒント」。
値上がりのニュースが続く昨今。中道あんさんは家計費のコストダウンのため、固定費を見直すことに。
【前回】「自分の好きなものを作って食べたら」娘に教わった料理作りに「イライラ」を乗せないコツ
様々な食品が値上げされた2022年。これまで値上げを先送りしていた商品でも2023年に値上げがあり、まだ値上げラッシュが続きそうだと読んでいた新聞で見かけました。
健康を考え、私は家ではお酒をあまり飲まないようになったので自然に酒代は減少しました。
息子はお酒を飲みませんがコーラ党。
コカ・コーラの500mlペットボトルが1本180円になったと嘆いておりました。
独身男性、安いコーラを求めてスーパーへ行くという節約行動なんてしませんからね。
でも、スーパーに行ってみると、他にも「あれ?こんなにしたかな」と思うことがしばしばあります。
ということで、家計費のコストダウンのため節約できることはないか見直してみました。
節約の決め手は固定費です。
まずはサブスクを見直してみました。
週に一度、新鮮な野菜と果物を詰め合わせた食材セットの宅配サービスを利用しています。
秋に価格改定をされたのを機に、果物をセットから外しました。
果物アレルギーでリンゴなどはコンポートにしなければ食べられません。
無理して食べていた部分もあったので止めることにしました。
卵も10個から6個に。
1回あたりの値段は1,200円ほど安く収まります。
毎週購入していたことですから、月に5,000円近くの節約です。
お花のサブスクも会社を変更してみました。
以前のお花屋さんはとてもセンスが良くてよかったのですが、月に6,000円強の費用が必要でした。
それを1回2500円前後のボリューム感のあるお花を、必要な時にアプリで注文するスタイルに変更。
気に入ったお花がない時は、犬の散歩がてら花屋さんまで買いにいくことにしました。
予算の範囲で見繕って貰います。
以前の半額くらいになっているでしょう。
電気やガスの光熱費も去年より値上げされています。
わが家は、木造の戸建で、ほんとうに寒い。
ということで掃き出し窓に冷気を遮断するボードを設置しました。
冷たい空気はどうしても足元に流れ込んできますから、それを遮断してくれるので助かっています。
こういう便利グッズを使うようになったのも節約を意識してのことです。
おかげでガンガンにガスストーブを稼働させることもなくなりました。
それ以外にしているのは、ヒートテックのインナーや薄手のダウンベスト、モコモコのソックスカバーを着用して、スッキリと防寒対策をしています。
厚着にならず温かいと動きやすく家事も捗ります。
また、ふるさと納税でも工夫をしました。
ふるさと納税で、地方自治体に寄付をしています。
手続きをすると寄付金のうち2,000円を超える部分については所得税の還付、住民税の控除が受けられます。
寄付金の使い道を指定でき、名産品や特産品などお礼の品もいただける魅力的な制度です。
制度を利用して「トイレットペーパー」の返礼品をゲット。
わが家の使用量から換算すると半年は持ちそうです。
これまでも積極的に活用して、食料品をゲットしてきましたが、このような必需品をいただけるのは有難いことです。
しかもポイント納税をしたので、実質現金は減っておりません。
24ロール6,000円。
という言い方は本来の趣旨からは外れていますが、ふるさと納税は返礼品目的であってもいいと思っています。
実は利用して1カ月後には6,000円から7,000円に値上げされていました。
こんなところにも値上げも波が押し寄せているとは驚きです。
ふるさと納税は税金の先払いなので節税効果はありませんが、実質2,000円でその価値以上の品物を頂戴できるので結果家計費削減につながると思います。
いかに安くものを買うかという節約術もありますが、そもそも「買わない」という節約は大きいと思います。
買わない、使わないことで残ったお金で、値上げに対抗していきます。
さてこの冬はどうなるでしょうか楽しみです。
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