「心臓が止まりました。すぐ来てください!」姑の入院からそれはあまりに突然で.../かづ

アメブロで「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」を運営しているかづと申します。現在は夫婦二人と3ニャンとで暮らしています。私の嫁時代の体験を思い出しながら書いています。

前回の記事:"嫁いびり"義母の認知症が進み...穏やかな日々に見える、家族それぞれの「人としての姿」/かづ

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介護施設で暮らしている姑が高熱を出し、肺炎になって入院したと病院からの知らせが入った。

姑は歳と共に気管支が弱くなったのか、よく空咳をするようになっていた。

以前も肺炎で入院した事があり、その際は長引いて一旦施設を退去になったので、今回もそうならないようにと祈った。

とりあえず仕事に出ている夫に連絡し、病院で落ち合う事にした。

私は舅を連れて病院に向かうも、車の中の舅は「入院程度でそんなにみんな行く必要があるか?」と不服そうだった。

その「不服」には、「なぜ自分が行くのか?」と言う意味があるのだろうが、むしろ夫である舅と、息子である夫の2人だけで行けって話だ。

私は毎回この舅の「なぜ自分が行く?」と不思議がる態度には腹が立った。

本来なら自分も是非とも行きたいから連れて行ってくれと言うべきところなのに、自分の妻が救急車で運ばれても第三者的に考えている所が、この夫婦の【人として】の何かが欠けているのだろう。

病院に着くと先に夫の方が到着していて、担当医から説明を聞いていた。

今日明日と言う事ではないが、このまま熱が下がるように点滴をするとの説明だった。

夫は医師に「入院は長くなりそうですか?」と聞いたが、そんなの今すぐに判断なんかできないに決まってる。

熱が下がっても前回の入院の様に血液検査の数値によっては入院が長引くかもしれないし、体力次第によってはこのまま寝たきりになってしまうかもしれない。

夫と医師の話を聞きながら、「毎回夫は聞いても無駄な事を聞くなぁ」と思いながら、私はそうなればまた他の施設を探さなければならないんだろうなとぼんやりと考えていた。

姑は当然そのまま入院になったが、毎日通ってくださいなどの話しが無かったのはホッとした。

昼間、施設に週2~3回通うのはなんとか用事を整理させれば可能だが、当時は私自身が市の子どもの居場所づくりの活動の受付とイベントの仕事を週2~3行っていて、週2の武道の指導もあって病院に毎日通うとなったらどうしようと心配だった。

それでもとりあえず姑の熱が下がるまでは気が抜けないので、何か急変するような事があればすぐに私の携帯に電話をしてくれるように病院にお願いした。

姑の熱は入院から4日後に下がったが、やはり血液検査の数値が悪く、肺炎が完全に治った訳でもない。

姑は寝ているのか起きているのか、目を閉じて問いかけにも反応が無かった。

恐らく数日続いた高熱で体力が消耗したせいで、問いかけに応じられるほどの体力が無いのだろう。

病院に見舞いに行った状況は、逐一夫と舅に説明し、もちろん息子達にも「お婆ちゃんと面会できるようになったらお見舞いに行こうね」と話して聞かせた。

その矢先、学校にPTAの用事で行った帰り少し遅くなってしまい、急いで買い物をしようとスーパーに入った数分後に携帯が鳴った。

電話に出るとそれは病院からだった。

「今心臓が止まりました。すぐに来てください!」

あまりにも突然の事だったので、私は一瞬のうちに頭の中でやらなければならない事を整理しようとぐるぐると回転させた。

まず夫に「お義母さんの心臓が止まったと連絡あり。お義父さんを迎えに帰って病院に行きます」とメールを入れ、持っていた買い物かごの中身を急いで棚に戻した。

自宅に帰るや否や、「お義父さん! お義母さん心臓止まったて! 急いで出るから支度して!」と叫びながら、子ども達にも用意をさせた。

案の定舅は慌てている様子もなく、「お母ちゃん死んだんか?」と聞いてくるので、「さっさと用意して!」と怒鳴った。

舅と子ども達を車に乗せて病院へ急いだ。

病院の入り口に車を付け、先に舅と子ども達を降ろして「先に行って!」と伝え、車を駐車場に停めに行った。

車を停めて私も急いで病院に入ったら、なんと受付前の待ち合いの椅子に舅と子ども達が座っているではないか。

「なんで座ってんのよ!!」

舅にそう怒鳴ると、「かづを待っとったんや」と答える舅。

「先に行けって言うたやん!」

舅は、姑の心臓が止まったと言う事は死んでしまったんなら急いだところでしょうが無いとでも言いたげで、「急いで病室に駆け付ける」と言う考えが無いのかと怒り狂いそうだった。

病室に入った私たちの目に入ったものは、人工呼吸器に繋がれた姑の姿だった。

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かづ

​ブログ「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」の管理人で、Ameba公式トップブロガー。 ​基本専業主婦の​50代​。子育てが終​り、​夫と4ニャンと暮してい​る​結婚36年目です。 ​一人っ子の夫と結婚し、舅姑の理想の嫁でなかった私の結婚生活においての戦いを思い出しながら書いています。

※毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

コメント一覧

本当にかづさんは偉いですす。頭がさがります。私も認知症の義母の生活サポートしてます。かづさんほどではないけど、嫁いびりはされました。人として正しくありたいけど難しいです。気持ちよく見てあげれるようになるなかな?ならない気がします。 でも、これも神様からの問いなのかもしれませんね

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