アメブロで「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」を運営しているかづと申します。
結婚35年目。現在は夫婦二人と4ニャンとで暮らしています。
11歳年上のIさんと結婚するため、計画的に妊娠した私たち。新婚旅行から帰った翌日、縁を切ったはずの義母から電話が鳴り響いた。
前回の記事:「お金かかるやん」最悪だった新婚旅行、そして義母からの宣戦布告/かづ
義母からの電話に、凍り付いてしまった私。
電話の先では、延々と
『言う事を聞いてもらう』
『言いなりになって貰う』
『恥ずかしい嫁を貰ったもんだ』
『私はアンタを嫁だとは思っていない』
と、説教口調で喋ってる。
最後には一方的に怒鳴り、ガチャンと電話を切られた。
一体、何??
なんなのよ!!
今みたいに携帯が無い時代だったので、夫に報告したくてもわざわざ会社にまで電話するのは気が引けた。
それに、夫が悪い訳ではない。
夫が会社から帰って来るのを待った。
夫が帰宅して、まず最初に夕食を食べる。
夕食は『美味しい♪』と感じながら食べないと身体に栄養素が吸収されないだろうと思い、腹の中がムカムカしてはいたものの、食事が終わるまでと思って我慢した。
食事が終わり、食器の後片付けもしてから、夫に切り出した。
『今日さ〜、お義母さんから電話があってん...』
『ふ〜ん...』
えっ?それで終わり??
『言いなりになってもらうからって言われた...』
『へ〜...』
だから!なんでそれで終わりなのよ!!
その後、義母から言われた数々の事を
『なんでこんな事を言われなきゃなんないんだ??』
との意味を込めて、夫に訴えた。
そしたら夫は...
『だったら、明日から電話の受話器をズーッと上げたままにしとればイイやないか!!
僕に言われても、どうしろって言うねん!!
おふくろのした事に、僕は責任無いやろ!!』
唖然だ。
『そんなん、誰から電話が掛かってくるか解らんのに、受話器上げたままになんか出来へんよ!!』
『だったら、僕にどーせいって言うねん!!
おふくろが掛けてきた電話を止めさせって言うんか?
いつ掛かって来るかも解らんし、言うたところで止めへんかったらどうすんねん!!
僕におふくろの所にまで行って、電話せんように一日中見張れって事か!!』
夫が豹変したとしか言いようが無かった。
けれども、ただ怒鳴るだけで、私には子どもが親に叱られて怒鳴り散らして口答えしている様に見えた。
私は腕に自信があったので、妊娠中といえども、万一夫から手を出されても負ける気はしなかった。
そして、夫の言動は
『解決策が思いつかない事へのごまかし』
に思えたので、冷静に
何だ、このバカ
と見ていた。
それから毎日、義母から電話が来るようになった。
夫が言う様に、受話器を上げたままにしようものなら、義母は電話局に問い合わせ、回線に問題が有るのか、通話中なのか、受話器が上がったままなのかを調べるほどの執拗さだった。
自分が電話した時に私が出ないと、必ず電話局に問い合わせる義母。
話し中なら
『息子の稼ぎで食わして貰ってるクセに、電話代が掛かるだろうが!!』
と、怒鳴られ
掛かってきた電話だと言っても
『息子を稼がせて、自分はのんきに電話か?家事は探せばいくらでもあるだろが!!』
と、怒鳴られる。
受話器が上がっていると知ると
『こんな根性の悪い嫁なんて貰って、息子は騙されてる!!』
と、怒鳴られる。
買い物や産婦人科の検診の為に外出していたと言うと
『息子がいくら一生懸命働いたって、無駄飯食いの石潰しが居るから可哀相だ!!』
と、怒鳴られる。
夫に訴えると
『エエ加減にしてくれ!!
こっちは疲れて帰って来てるのに!!
イヤやったら、自分で言えよ!!
おふくろから電話受けとんのは、お前やろ!!』
と言われる。
親がしている事を、なぜ息子のアンタがほったらかしておくのか。
愛妻が毎日の様に罵倒されているのに、なぜ腹が立たないのか。
今から考えると、この時点から既に私は夫に対して
『この人は、どこかおかしい』
と感じていたんだと思う。
その原因がなんなのか、私は知らなければならないと思ったのだ。
別れてしまう事は簡単だ。
けれどもお腹の中には子どもが居る。
やってやれない事は無い、と考えるタイプの私なので、乗り切れると思った。
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【まとめ読み】凄絶な嫁イビリに夫との対立...かづさんの記事一覧
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