アメブロで「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」を運営しているかづと申します。
結婚35年目。現在は夫婦二人と4ニャンとで暮らしています。
11歳年上のIさんと結婚して男の子を出産した私。子どもを連れて里帰りしても、夫は一向に顔を見に来なかった。さらに一度は決めた名前もひっくり返されて、
『好きな名前にしたらええやん!!
どっちみち、名前なんて何でもええし!!
決まったら、届出しに行くから言うてくれ!!』
とだけ言って電話が切れたのだ。
父は更に激怒だ。
前回の記事:「祝いが欲しくて電話してきたんか!」孫誕生の知らせも義母にガチャ切りされて/かづ
結局私が中高生の頃から考えていた名前に決めた。
それからがまた大変。
毎日の様に夫から
『いつ帰って来るんや?』
『帰ってきても大丈夫やろ!!』
と電話があり、父を更に更に怒らせる事になる。
父は
『息子が出来たって言うのに、いっぺんも見にも来ん!!
抱きにも来ん!!あいつは父親の自覚があるんか!!』
と、毎日のように怒っていた。
後で知った事だが、義母が毎日の様に夫に
『いつ帰って来るんや!!
孫はこっちの孫やのに、いつまで向こうにおるつもりや!!』
『あんたまで向こうに行く必要は無い!!
あの子が子ども連れて帰ってきたら済む事や!!』
と言っていたそうだ。
そして、夫は毎日義母宅に帰って夕食を食べていたので、電話には出られなかったのだ。
義母の言う通りにしていたんだね、夫...。
結局産後1ヶ月の検診が終わってから帰った。
義母からは電話が無いものの、夫は仕事から家に帰っても、子供の顔を見るで無し、抱きもしなかった。
週に1度は、私の両親が子供の顔を見に来てくれていたが、極力夫の留守を見計らってだった。父からは
『あいつも子どもの顔を見たら変わったやろ?
子どもは可愛いからな〜。』
と言われたが、一度も抱いた事が無いなどとは、口が裂けても言えなかった。
ある日、夫が出勤と言っていた日に、両親が来る事になっていた。
ところが朝になって、有給がまだ残っているからと、夫が会社を休むと言い出した。
そこに両親がやってきた。
今のように携帯やコードレス電話などが普及していた訳では無かったので、夫に隠れて両親に電話が出来なかったのだ。
両親がやってきた時に、夫はまだ布団の中で寝ていた。
両親の声を聞くなり
『僕の許可無く、なんで呼ぶんや!!』
と怒鳴り、両親の前で何の挨拶も無く着替えをし出し、出て行った。
父は、あまりにもの事で、怒りが絶頂に来たのだろう。
当分、我が家には来ないと言って帰った。
それから数ヵ月後、夫が市営住宅の申し込みをしようと、書類を持って帰って来た。
家賃の事や、今後の子どもの事なんかで、少しでも安い所に入れたらと私も思っていた。
申込書には、希望の住宅番号を書いて申し込む。二人で相談し、私が車の免許を持っていないなどとの理由から、ある程度便利な所を申込書に書いた。
通常であれば、3〜4回は落選すると聞いていたので、『当たればいいな〜』という程度で考えていた。
ところが数日後、当選のハガキが来た。
当選するとは全く思っていなかったので、私は喜んだ。
ハガキをまじまじと読んだ。
!!!
申し込んだはずの住宅番号が違う!!
夫が帰ってきてからハガキを見せた。
夫に、なぜ住宅番号が違うのかと聞いた。
すると夫は
『お前と決めた所は
なかなか当たらない。
だから、当たりやすい所に
申し込んだ。
おふくろの近くや』
と言った。
すぐさま手続きをしないと無効になると言い、夫は次の日に休みを取って手続きに行った。
入居予定日は数日後だった。
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