忙しくて時間がない? 時間は自分で作るもの。私が見直した「何気ない習慣」/中道あん

20代で結婚、2男1女を授かり、主婦として暮らしてきた中道あんさん。でも50代になると、夫との別居、女性としての身体の変化、母の介護...と、立て続けに「人生の転機」が訪れます。そんな激動の中で見つけた「50代からの人生を前向きに過ごすためのヒント」。

自分にとって必要な時間を捻出するために、生活を振り返った中道さん。"意味もなく"時間を使っていると思ったのは...

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子どもが巣立って夫婦二人になったり、定年が視野にはいってきたりすると、将来に漠然とした不安を感じる人が増えてきていると思います。

そんなときに、何か新しいことに挑戦してみたいけれど、「忙しくて時間がないからできない」という嘆きを聞くことも。

何か新しいことを始めるには必ず「学び」が必要になってきます。

どんなにやりたいと思っても、時間が取れなければできませんよね。

でも本当にそうかな、と思っています。

私がビジネスを始めたのは会社員の時です。

専業主婦と同じように家族のために家事を負担し、老人ホームに入居している母への多少の介護、休日の日曜日以外は出勤という会社員時代。

朝9時に家を出て18時まで仕事。

夕飯の買い物を済ませて、帰宅すると夜19時頃。

大急ぎで夕飯の支度をして片付けを終えると21時です。

本当に自分の自由になる時間って1日にせいぜい2~3時間です。

そんな忙しい中で、働きながらの発信をしたり、起業の準備を平行してやっていました。

もちろん学びの時間を追加する余裕なんてありませんでした。

時間がなければ作るしかありません。

自分の行動を振り返ってみると、限られた時間を意味もなく使っている代表格が「なんとなく見ちゃうSNS」でした。

私は大阪の京阪電車をよく利用します。

乗車はまぁだいたい30分くらい。

長いようですがLINEしたり、何気なくSNSを閲覧したりしているとあっという間に過ぎてしまいます。

例えば、この時間を学びの時間に活用すれば往復1時間は捻出できます。

今は、ビジネス本を読んだりスマホのメモにアイデアを書き留めたりして過ごすようにしています。

というと「通勤ラッシュで座れなくてできません」という人が出てくるかもしれません。

ならば、音声コンテンツを利用するのはどうでしょうか?

私は紙の本がたまらなく好きですが、ビジネス書などは視覚からではなく聴覚から情報を得

ても、あまり変わりがないと分かりました。

机の前でじっくり腰を据えて勉強しなくても、スキマ時間を活用してできることも多いと思います。

私は、朝と夜では、圧倒的に朝の方が頭はスッキリと冴えています。

その時間帯は勉強に向いていると思います。

なので、朝の出勤前や、通勤時間をインプットの時間にすれば効率よく学べます。

ですが、寝る前についダラダラとスマホを見てしまい、睡眠のタイミングを逃しちゃうことってよくありますよね。

ベッドにスマホを持ち込むと、あっという間に1時間が過ぎてしまうことも。

おまけにブルーライトで神経が高ぶってしまい、目を閉じても目の前がチカチカしたり。

ついやってしまいますが、翌朝、スッキリどころかぼんやりと目が覚めることに。

完全なる寝不足、睡眠の質の低下です。

1日のスタートがこれでは体にもよくありません。

お子さんにはスマホの使用時間を決めているが家庭が多いと聞きます。

大人だって、寝る2時間前はSNSチェックをしないなどマイルールは必要ですね。

スマホを活用すれば、どこででも勉強ができる反面、すごく誘惑も多いのも確かです。

いまも、SNSを見るときには「今この時間は、本当に必要かな」と自分を俯瞰してみるようにしています。

【まとめ読み】50代のこれから、そして悩み...中道あんさんの記事リスト

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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中道あん


「女性の生き方ブログ!50代を 丁寧に生きる、あんさん流」主宰。Ameba公式トップブロガー。結婚22年で夫と別居。自立した人生を送るため、正社員として働きだしました。社会人の長男、大学生の長女と同居しています。要介護2の実母は3年半同居生活の後有料老人ホームにて暮らしております。

中道あんさんのブログ:アラフィフの生き方ブログ|50代を丁寧に生きる、あんさん流

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『50代、もう一度「ひとり時間」』(KADOKAWA)

20代で結婚、2男1女を授かり、主婦として普通に生きてきた。でも50代になると人生の転機が頼まれもしないのに訪れる。夫との別居、母の介護、女性としての身体の変化、子どもたちの成長。そこから見つけた「ひとりの楽しみ」をあますところなく伝え続ける、「あんさん」流のアラフィフライフ。50代からの人生を前向きに過ごすためのヒントが満載。

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