「ばあばのお弁当は世界一だ!」大きなお口でパクリ! 孫の言葉に幸せを感じたコロナ禍のランチ遠足

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:さくらみちこ
性別:女
年齢:54
プロフィール:何気ない幸せな時間こそが宝物です。

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2021年3月、春休みになり孫2人(10歳、7歳)が毎日家で過ごすことになりました。

学童も辞め、コロナ禍の真っ只中ということもあり、お友だちとの行き来も全くありません。

毎日がなんだかつまらなそうに過ごしています。

これは精神衛生上よろしくありません。

それに、そこまで引きこもった生活では運動不足も心配になります。

そこで「コロナ禍の今でもできることって何だろう?」とあれこれ考えた結果、毎日のランチタイムにお弁当をもって出かけることにしました。

名付けてランチ遠足(そのまんまです)。

このことを孫たちに伝えると、大喜びで大賛成。

そして「いつ行くの? 今日行きたい!」となりました。

お天気も良かったので、早速その日に決行することに。

行く先は近所のちょっとした広場や公園です。

幸い、我が家の周辺は自然豊かな場所がいくつもありますので、行く先に困ることはなさそうかなと。

その中から、できるだけ人のいなさそうな場所を選びます。

移動手段はもちろん徒歩ですので、気晴らしにも、いくらか運動不足の解消にもなりそうです。

そしてお弁当は、おにぎりとちょっとしたおかずだけというシンプル仕様です。

休日のピクニックなら張り切りって凝ったお弁当を作る私ですが、それはNG。

毎日続く方法を選ばないと後が辛くなります。

ですので、お弁当は無理のない範囲で作ることに決めたのです。

そんな感じの、実に地味なキラキラ要素ゼロのランチ遠足だったのですが、これが大ヒット。

孫たちは何とも楽しそうな笑顔で出発しました。

テクテク元気に歩きながら、道の途中で見つけたお散歩中の犬や猫、川の中の魚に目を奪われます。

現地に着いたら着いたで「ちょっと遊んでくる~」と言いながら早速行動開始です。

下の孫は虫探しに、上の孫はお花を摘むのに夢中でした。

それらに飽きたら今度はただひたすら走る、木や建物の影を見つめる、鳥の声の聴き比べる、生活音を何かに例えてケラケラ笑っているなど、時間を忘れて楽しんでいました。

そんな風にして、ひとしきり遊んだ後はお弁当です。

あれだけ動いたのですから、きっと凄く空腹でしょう。

お弁当に飛びつき、おにぎりをパクリ、おかずをパクリ。

食卓では目もくれないようなおかずでさえ、大きな口でパクパク食べながら「メチャクチャおいしい~。ばあばのおべんとうは世界一だ!」なんて言ってくれました。

満面の笑みで。

そんな孫たちの顔を見ていると「連れてきて良かった」と実感しました。

子どもたちの日常は突如現れた新型コロナウイルスに奪われ、自粛生活を余儀なくされています。

しかし、そんな時だからこそ、何気ない日常がどんなに大切なのかを感じられるのかもしれません。

これからも、いつもの日常にほんの少し変化を与えることで、楽しい時間を増やしていきたいです。

コロナに感染しない、させないを両立しながらね!

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