<この体験記を書いた人>
ペンネーム:Nagisa
性別:女
年齢:49
プロフィール:バリキャリで晩婚になりました。現在主婦2年目です!
結婚して2年目に入り、家事にも慣れてきました。
そこで、仕事をしようと張り切って資格の勉強を始めました。
家事と勉強の両立、なんとかなるかなと思っていたのですが、いろいろと困難さを感じています。
まずは、料理です。
働いているときは料理をする機会がほとんどありませんでしたが、2年前に結婚した後は夫(52歳)のお弁当作りを含める料理が毎日の義務になりました。
それまで料理をしなかった私にとっては高いハードルです。
ですが、料理をすることはとても新鮮で、私にとって大切な存在である夫に口にしてもらえると思うとやりがいもありました。
その気持ちは今もほとんど変わりませんが、最近は何か面倒に感じている自分もいるのです。
料理に飽きてしまったのでしょうか? いいえ、勉強に時間がとられ、今までのように料理に時間がかけられないからのようです。
満足いくよう手を掛けられないのがストレスなのです。
また、勉強にとられた時間のしわ寄せは、料理だけでなく睡眠時間にも影響しています。
我が家は夫の出勤時間が早いので、勉強を始めてからの私の睡眠時間は4時間くらいでした。
体力的に厳しいです。
そこで、昼間に1時間休むようになり、それで随分楽になりましたが、その1時間のせいで勉強時間が減ってしまい、焦りを感じてしまいます。
そんな中、他の資格も2、3取ってビジネスでもできないか調べ始めたのですが、年齢や環境的に制限のあることが多く、あきらめなければならないものがほとんどでした。
2カ月間ほどそのようなことを調べていたのですが、その割に収穫が少なく、すっかり頭が疲れてしまいました。
頭が疲れると体も疲れを感じます。
とりあえず、今目指している資格が取れたらすぐに外で仕事をしようとしているのに、こんな状態で大丈夫なのかと不安が募るばかりです。
そんな中、よく思い出すのは母のことです。
私は3人兄妹なのですが、一番下の弟が小学生になると、母はパート勤めを始めました。
最初の数年はクリーニング店、次に自宅近くのケーキ店です。
ケーキ店の仕事は好きだったようで、父が定年退職するまでずっと続けていました。
いくら好きだったからとはいえ、3人の子育てをしながら、家事、パートと本当によくやっていたものです。
母と同じように、世の中には働きながら子どもを育てている女性が大勢います。
どんなふうにやりくりしているのか不思議でなりません。
私は新婚といえども、今年50歳になりますし、夫と自分の2人だけの生活で大変さを感じているのが現状です。
みなさんが立派に見えて仕方ありませんが、もしかして若さゆえに可能なことなのかも? と思ったりもします。
結婚後から、生理がめっきり減り、朝起きると手がこわばるといった更年期障害が始まりました。
体調の変化に、もう若くないんだなと現実を受け入れているところです。
もう一度働くことのハードルはなんと高いものか。
ですが、それでも気持ちだけは若い私。
めげそうになりますが、できることはあきらめずにやっていこうと、前向きに頑張っているところです。
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