お金の管理が自分でできない夫は借金まで...でも「工夫」と「考え方で」人生は変わった!

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ぴっぴ
性別:女
年齢:42
プロフィール:小学生の子どもが二人いるパート主婦です。

お金の管理が自分でできない夫は借金まで...でも「工夫」と「考え方で」人生は変わった! 40.jpg

夫(44歳)は、片付け、整理整頓ができないところが気になりますが、穏やかないい人です。

しかし2020年、隠れて200万円ほどの借金をしていたことが発覚しました。

預金を崩して返しましたが、不信感が芽生えました。

それ以降、私が口座を管理してかなりの節約生活をし、なんとかやりくりしている状態です。

しかし夫は、そんな中でもお財布にお金が入っていると使ってしまいます。

お酒やら値のはるテイクアウト料理やらを欲しがり、我慢ができないのか使ってしまうのです。

ある日、1人で5000円分ほど外食してきたことがあり、頭にきてしまいました。

「前、反省したでしょ? 今かつかつなのに、なんでそんなものに5000円も使うの!?」

怒りがおさまりませんでした。

あの借金がなければ...! という思いが消えないのです。

我慢できず「離婚しよう!」と言ったところ夫は大いにうろたえ、そんなに怒られることだとは思ってなかったと平謝り。

そしてそれからは、お財布にお金が入っていると使ってしまうからといって、500円以上は持ち歩かなくなりました。

それではなにかあった時、心もとないだろうと5000円渡そうとすると、「いらない!」と頑なです。

お金を持ち歩くと悪気なく使ってしまうというのは、自分ではコントロールできないものなの? と不思議に思いました。

そんな引っ掛かりを持ちながら夫を見ていると、他の気になる面も見えてきました。

テレワークで夫が自宅で仕事をするようになってから気づいたのですが、夫は締切が守れないようなのです。

Zoomで会話する声が聞こえてくると、締切が間に合わない、すみません的な話をよくしています。

そんな様子を見ていて、「夫はそういう気質の人なんだ。お金や締切の管理、整理整頓をしたくてもできない人なんだ」と思うようになりました...。

そう思ってからは、気持ちがすっきりしました。

夫が苦手なことは私が担当すればいい、フォローできることはすればいいと考えるようになったのです。

そもそもお財布にお金を入れなければいいなど、夫は具体的な対策を自分で考えることはできるのです。

だから、どういう方法をとれば夫もやりやすいのかなど、考えるポイントが変わりました。

「この人はなにを言っても変わらない」

そう決めつけるのは簡単ですが、心も痛みます。

1人で何とかしようとするのではなく、夫と協力して考えていけばいいんだと思ったら、閉塞感が解消され、気分も明るくなりました。

今はかつかつだった家計もやや貯蓄ができる方向に回復しつつあります。

それを毎月報告すると、夫は本当に嬉しそうです。

これからは夫は苦手なことは私が担当したり、工夫したりして乗り越えていきたいと思います。

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