「出産直後やからって、ただ寝とく気か?」おせち料理の品数まで姑が指図する悲惨な正月/かづ

アメブロで「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」を運営しているかづと申します。

現在は夫婦二人と3ニャンとで暮らしています。

今から36年以上前の、結婚当初のことを思い出しながら書いています。

前回の記事:「役立たずな乳やなぁ」産後の退院当日から...姑の嫌がらせフルスロットル!

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退院当日の夕方、夫が帰ってきてから舅姑が1週間近く泊まることを伝えるも、驚くこともなく「ふーん」の一言だった。

帰って来たからと言って赤子を抱くわけでもなく、かと言って長男を抱くわけでもない。

ただ普通に帰って来て、普通に食事をしてテレビを見て寝るだけだ。

以前姑が話した事を思い出した。

姑は舅が子供に怪我でもさせたら困るからと、夫が小さい頃に父親と二人で遊びに行くなどをさせた事が無いのだ。

だから夫は子供との接し方が分からないし、それを必要だとも感じていない。

夫と舅で酒を酌み交わす事も無ければ、男同士で話すと言う事も無い。

別に仲が悪いと言う訳ではなく、「関わり合いが無い」と言うのがぴったりだった。

舅も夫も『家族』と言うものに関わっていない。

ただ姑の言いなりになっていれば平和だからと、今まで何十年とやって来たのだ。

その晩から、私は子供の世話をするのに寝室からリビングへベビーベッドを移動させ、布団を敷くことなくこたつで寝ることになった。

夫と同じ部屋で寝ると 「子供の夜泣きで夜中寝られなくなるのは息子が可哀想」と姑が言ったからだ。

長男は私の入院中と同じく、一緒に寝るんだと姑が連れて行った。

長男は久しぶりにママと寝ると言い、なかなか私から離れなかった。

姑はそれがとても気に入らなかったらしい。

「赤ちゃんはおっぱい飲むからママが要るけど、あんたはおっぱい飲まんからママなんか要らんやろ? ママなんかおらんでもかまへんやん。ママがおらんでも婆ちゃんがおったらそれでええって、この前話したところやん」

私の入院中に、息子の頭からママを消す為に、洗脳しようとしていたようだ。

「ママここにいるから。大丈夫やから。どこにも行かへんから」

そう長男に何度も言い聞かせて強く抱きしめると 「ママここにおる? どこにも行かへん?」 と何度も確認して納得したのか、姑に手を引かれて寝室へ入って行った。

夜中2時間おきの授乳やおむつの交換などでほぼ寝る事はなく、うつらうつらとして一晩を明かした。

朝は5時から舅姑は起きてくる。

朝食はパンの買い置きがなかったので、これもまた姑に嫌味を言われながら白米の朝ご飯を用意した。

「おせち料理は今年何種類作ったんよ?」

姑が唐突に聞いてきた。

「えっと...、20種類くらいですかね?」

夫は酒を飲まずに食べる方が多いので、おせちは毎年それくらいの品数を作っていた。

「そしたらまたそれくらい作るんやろ?」

姑が言うが、今年はそれだけの品数は無理だ。

「子供が小さいので、今年はそんなには...」

言い終わる間もなく、姑がかぶせる様に言う。

「なに言うてんのんな! おせち料理って正月に主婦が休む為に作るんやで? 毎年作ってんのやったら、息子(夫)も長男も楽しみにしとるやろ?」

それを聞いて夫も一緒になって 「少なくともアレとソレとコレとコレと...は、作って貰わんと」ざっと12~3品を言った。

「あの、買い物も行けませんし...」

もう何を言っても無駄だった。

姑「息子と私で買い物に行くやん! 何買ってきたらええか書いときぃな! 年末の掃除もせぇへんわおせちも作らんわで、あんた子供とただ寝とく気か?」

夫「買い物メモは今日中に書いといてな。明日おふくろと買い物に行ってくるから。」

翌日、私が書いたメモを持って、夫と姑は買い物に出かけた。

ちょうど私がベランダに出ていた時だったので、井戸端会議中の近所のおばさんたちが姑に口々に声をかけていた。

「お嫁さんお子さん生まれた? どっち? どっち?」

「いつ生まれたん? もう帰って来てるん?」

それに対して姑はニコニコしながらこう答えた。

「23日に産んで28日に退院やったのよ~。今どきは早よぉに退院させるんやねぇ」

自分で退院させたくせに...。

「そしたら今もう、おうち帰って来てるん? そりゃお婆ちゃん大変やん! せいぜい面倒見てやってな! おめでとう!」

おばさんたちは次から次へと姑におめでとうを言った。

「大変やけどしゃあないわ~。なんせ上の子もおるからなぁ」

年末の買い出しに行くだけで、後は上げ膳据え膳で子供の世話は一切しないのに。

姑が産後の私の面倒を見る為に、泊りがけで来てるという話は、暇なおばさん達のスピーカーのせいか、瞬く間に隣近所に広まった。

それから正月の4日の夫の初出まで、死に物狂いで家事と育児をこなした。

舅姑は朝食を済ませた後に自宅へと帰って行った。

やっと子供二人との時間が持てたと、気が抜けた途端に涙があふれた。

続く

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かづ

​ブログ「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」の管理人で、Ameba公式トップブロガー。 ​基本専業主婦の​50代​。子育てが終​り、​夫と4ニャンと暮してい​る​結婚36年目です。 ​一人っ子の夫と結婚し、舅姑の理想の嫁でなかった私の結婚生活においての戦いを思い出しながら書いています。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

コメント一覧

お子さんがババア……………失礼、クソ姑の言葉に(この時点では)洗脳されていないのがせめてもの救いだろうか。しかし姑という生き物はどうして『ママいらないよね』という言葉をあっさり口にするんだろうね。自分が世話するわけでなし…
マンガのような本当の話、読むたびにため息が出てしまいます。 文章がお上手で引き込まれちゃいます。 私も同じ世代。自分にはまだお嫁ちゃんはいないけど、姑になった時のお勉強にさせていただきます (^^ゞ
姑!クソババぁ 例え生まれ変わっても 性根は変わらないでしょう 輪廻転生しませんよーに!
こんな姑関わりたくない。 夫に話して疎遠にしてもらいたい。
まぁこんな夫のを受け入れて二人目つくったのは凄いな~ってのが感想。姑のことでも苦労してるのに。まぁ本当世の中にはいろんな人がいていろんな考えと生活があるんだなって思いました。
私も全く同じ事を思いました
我慢強いんだねー 私ならすぐに別れちゃうなー
他のも読みましたが すごいですね、こんな人が この世にいるんですね どうしたらこんな思考の人間が出来上がるんでしょうか?

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