<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ayuko
性別:女
年齢:43
プロフィール:明るく活発な娘の成長を楽しみにしている主婦です。
10歳の娘がいる43歳の主婦です。
5年ほど前に、仲良くしているママ友であるEが、子供のためのダンスサークルを始めるから、サクラでもいいので体験に来てほしいと言われ参加しました。
そのEは妊娠前までダンサーとして活躍していて、海外の留学経験もあるとのこと。
地域の子供達とママの楽しい交流の場にしたいという思いに私も共感しました。
体験会では、小さい子供達が集まってワイワイガヤガヤ。
私は子供につきっきりで、少し離れたところから我が子を見る機会もあまりなかったですし、子供も楽しくしていたのでそのまま入会することにしました。
活動を続けていくうちに、徐々にサークルの規模を広げて「ダンス教室」として運営していくことになりました。
Eの子供の体調不良で急に休みになることもあり、その場合も代替えの授業があったり、授業料が返却されることもないため「それはどうなのかな?」と思う点もありました。
しかし子供も楽しく通えていましたし、Eのママとしての立場も分かるので多少のことは目をつぶっていました。
Eには、私の娘と同い年の男の子もいて、一緒にレッスンをしています。
そしてサークルから教室になった頃から、自分の子供のレッスンにばかり力を入れるようになりました。
ダンス教室では通常のレッスンの他に、特別レッスンといって集中的にレッスンを見てもらえる日があるのですが、なんと一回のレッスンが1カ月分の月謝と同じ値段!
それでも、娘が「やりたい!」というので、なんとかお金を工面し、送迎も頑張りました。
その特別レッスンにもEの息子は参加していたそうです。
しかも自分の息子に指導をする時間も長いようで、こちらはしっかり見てもらいたくて特別レッスンを受けているのに、モヤモヤは募るばかり。
他にも、有名な先生のワークショップに参加し(我が家は、金銭的な面で受けさせてあげることができませんでした)、Eの息子は発表会でいつもセンター。
他の生徒よりもたくさんレッスンしているから、そりゃ上達しますよね。
「私達のレッスン料で、先生の息子は上達してる」と思うようになり、モヤモヤはマックス!
サークルをオープンした時の「地域の子供たちとママの交流の場」なんて姿はまったくなくなりました。
「ダンスを習わせるとお金がかかるし、自分で教室を開けば、自分の子供の指導もできるから教室をオープンしたんだって」
以前、一緒に教室に通っていたママ友からそんなことを聞き、ショックと同時にやっぱりなと思いました。
モヤモヤした気持ちで続けるのもストレスですし、別のダンス教室に子供を通わせることにしました!
「ここまで踊れるようにしてあげたのに」と最後にお小言を言われましたが、今通っている教室は、先生の子供を特別扱いすることもありません。
高額な特別レッスンをしなくても、きちんと上達しています。
ママ友とはいえ、お金が絡むといろいろこじれますね。
資金源にされたと思うと、Eとはママ友としてもお付き合いしたくなくなりました。
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