甦る『グイン・サーガ』の記憶...! 50代の私が再び足を踏み入れた「ファンタジー本の世界」/中島めめ

超インドア派のアラフィフ主婦・中島めめさん。娘さんが朝読(朝の読書)用に本を探していたことをきっかけに、めめさんが中学生だった時に出会った名作のことを思い出して...⁉

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こんにちは、中島めめです。

今回は読書の秋という事で、本についてのお話です。

朝読の時間

中学生の長女が、「朝読用の本、何かない?」と私に聞いてきました。

学校で朝10分程度の時間を読書に充てるという事で、ちょうどいい本を貸して欲しいというのです。

私はしばらく考えて、「ナルニア国物語」というファンタジーの本を長女にすすめました。

この本は、アスランというライオンが創造したナルニア国に、現実世界からクローゼットを通じて4人のきょうだいが現れて、いろいろな冒険をしながら成長していく物語で、全部で7冊あります。

学校から帰ってきた長女に感想を聞いてみると面白かったようで、今は3冊目を読んでいます。

ファンタジーの本との出会い

私は、最近は図書館で本を借りる時はミステリーかエッセイで、たまに週刊誌を見たりする感じだったのですが、中学生の長女がファンタジーを読んで面白かった!というのを聞いて、昔の思い出が蘇りました。

私が中学生の時、休み時間に教室でぼんやりしていたら、友だちが「これでも読む?」といって文庫本を見せてくれました。

それが「グイン・サーガ」の2巻だったのです。

「2巻かぁ...」と最初は思いました。どうせなら1巻から読みたいと思ったのです。でも他にする事もないのでなんとなくその本を借りて読み始めたのです。

すると、一気に物語の中に引き込まれてしまって、夢中になって読んでしまいました。

友だちに1巻を貸してもらう約束をして、それからはグイン・サーガの世界のとりこになりました。

3巻からは自分で買って読むようになり、それから作者の栗本薫先生が書かれた130巻にのぼる物語を読むのが何よりの楽しみになっていました。

読み始めは中学生だった私が、最後の方の巻では結婚して子どももいたのです。

その間30年余り、読み飽きるどころか毎回新刊が出ると続きが読める嬉しさで胸がいっぱいになるほどグインの世界はいつも私とともにありました。

2009年に栗本先生が癌の闘病の末に亡くなられて、グイン・サーガは未完の作品となりました。

その後は他の作家の方々により描き継がれる事となったグイン・サーガですが、私の中ではグイン・サーガは未完のままになっています。

その後の出会い

その他にもハリーポッターシリーズやナルニアなど、夢中になって読める本に出会いました。

そして、私ってけっこうファンタジー系の本が好きなのかも?と今更ながらに思い、ネットで「おすすめファンタジー小説○○選」などのサイトを参考に図書館に本を借りに行ってみました。

そこで出会ったのが「守り人(もりびと)シリーズ」です。

「精霊の守り人」をはじめ全10巻の本なのですが、まず3冊借りてみました。

読み始めたらとにかく面白くて、隙間時間をみつけては読み、あっという間に3冊読んでしまいました。

ファンタジーというと夢物語というイメージがあるかもしれませんが、グイン・サーガも、ハリー・ポッターも守り人も、舞台がファンタジーの世界なだけで、そこに生きる人々が生き生きとして、喜びや哀しみに深く共感できるところに魅力があるのだと思います。

私にファンタジー本の魅力を思い出させてくれた長女の「朝読」に感謝しています。

これから「守り人シリーズ」の続きを読むのが楽しみです。

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中島めめ

ライブドア公式ブロガー。家族との笑いの絶えない日常を描いたブログが月間200万PVと人気に。超インドア派で子どもの頃は「ハイジが来る前のアルムおんじ」のような人生を送るのだろうと想像していたが、実際はまったく違う日々を送っている。食品サンプルやドールハウスのミニチュア小物が大好き。

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