<この体験記を書いた人>
ペンネーム:みかん
性別:女
年齢:43
プロフィール:暑くて冷たい麺類ばかり食べたくなります。
短期のバイトで知り合った同い年の友人Aの話です。
Aとは子どもの年も近いことから話があい、友人になりました。
しかし、モヤっとすることがあるんです。
それはLINEの返事が一言だということ。
ランチをする約束やたわいのない会話でのやり取りなら一言でも全く気になりません。
スタンプでも返事がなくても特に何も思いません。
しかし、Aの返事が一言なのは、悩み相談に対してなのです。
例えば、旦那さんとケンカをしたという時。
子供の進路について旦那さんと話していたが、旦那さんはスマホばかり見て真剣に話を聞いてくれなかったというのです。
この時ばかりでなく、旅行に行っている時もスマホ、お出かけしている時もスマホ。
家族よりスマホばかり見ている旦那さんに嫌気がさすと言って、このまま続けば離婚も考えようかなぁ...と相談されました。
「もう少し考えてみたら? スマホを触らないでほしいとまずは話し合ってみることから始めてみてはどうだろう?」
離婚も考える...ということに深刻さを感じた私は、Aの幸せは何だろうと私なりに一生懸命考えて、メッセージを送りました。
しかし、返事は「そうだね! ありがとう!」とたった一言。
そして次の週、たまたまショッピングモールで旦那さんと仲睦まじく歩いているAを見ました。
仲直りして良かったなぁという思う反面、なんだかモヤっとするものがありました。
他にも、子供が学校に行きたくないと言って困っているという相談をされた時は、インターネットでどういう対処をすればいいのかを調べたり、自分の子の体験談を交えたりして返事を返しました。
しかし、返事は「相談してよかったよ! ありがとう、また聞いてね」だけ。
確かに、悩み相談に対するアドバイスの返事は一言で充分かもしれません。
でも、もう少し何かリアクションがあっても良いのでは...と思ってしまいました。
「この部分、試してみるね!」とか「新たな視点だったよ」とか...一生懸命考えて送ったメッセージなので、内容に対しての感想が欲しかったんです。
当然のように、旦那さんと仲直りをした、子供は元気に学校に通ってるなど、その後どうなったかに関する連絡は全くありませんでした。
ランチをしている中で「旦那からプレゼントもらったー」や「子供が表彰された」など、会話の中で近況を聞いて「あ、大丈夫だったんだな」と知るだけです。
そのような事が続き、モヤモヤする自分も良くないと思いました。
もしかしたら、Aも短く簡潔なアドバイスを求めていたのかも。
だから、相談された時の返事も短く、簡単にするようにしました。
すると今度は「真剣に悩んでいるからもっと以前のようなアドバイスをしてほしい」というリクエストが...。
それからはまた、以前ほどではありませんが、一生懸命考え長いメッセージを送っています。
Aのことは好きなのですが、この「一言返信」に関してはモヤモヤっとしています。
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