<この体験記を書いた人>
ペンネーム:向日葵
性別:女
年齢:52
プロフィール:脳梗塞の夫と二人の子供と暮らす、働くお母さんです。
現在中学2年生(13歳)の末息子。
卓球が大好きで毎日元気に学校へ通っていたのですが、ある時、手の指を骨折してしまい、2カ月ほど部活動ができない期間がありました。
自転車通学でしたが、ハンドルが握れないため、私が車で送迎することに。
しかし、ケガが治ったと思ったら、今度はコロナ騒ぎです。
夜更かしをする生活に慣れてしまい、学校が始まってからも以前のような生活のリズムが戻らず、遅刻を連発。
慌てると危ないから余裕を持っていきなさいと強めにいうと、面倒くさそうに学校へ行きます。
どうにか以前のように規則正しい生活リズムで元気に学校へ行ってもらうために、いろいろ工夫をしました。
まずは、マメな声掛けです。
声を掛けてから起きだすまでに時間がかかるので、15分前倒しで声をかけてみることに。
息子の部屋は二階にあるため、最初は階段の下から「時間だよ! 起きて~」と声をかけます。
一度では返事がないので、3、4回繰り返すと、「おー」と低い返事が。
朝食の用意ができたら、今度は部屋まで起こしに行きます。
一度目の声掛けでうつらうつらした状態の息子の肩をトントンと叩いて「もう○○時だよと、時間を言って声をかけます。
直接肩を叩かれると、さすがに目を開ける息子。
この段階で起きてくれることもありますが、返事があったことに油断してしまうと、2度寝してしまうことも。
そこで、返事をしたら、掛け布団をはがして畳んでしまいます。
ここまでくるとさすがに起きだしますが、かなり眠そうです。
このまま顔を洗ってスッキリ目覚めてくれば御の字なのですが、息子は最近朝シャワーに目覚めてしまい、必ずシャワーを浴びます。
時間が無い時も必ずシャワーを浴びて遅刻してしまうので、一度は『朝シャワー禁止令』を出したのですが、これは逆効果でした。
シャワーを浴びなければ、その分起きる時間が遅くなるだけなのです。
さて、どうしたものかと思案した結果、眠りが浅いから寝起きも悪くなるのではないかと予想を立てました。
眠りが浅くなる原因として考えられるのが、前日の夜、パソコンやスマホの画面を寝る間際まで見ていること。
神経が過敏になった状態で熟睡しにくいのではないかと思ったのです。
そこで、「パソコンとスマホは夜8時まで」にするか、「朝のシャワーを禁止」にするかのどちらがいい? と息子に聞きました。
すると息子は「パソコンとスマホは夜8時まで」を選択。
朝シャワーの権利を選びました。
これはけっこう効き目があり、朝、最初の声掛けで起きられる割合が増えて来ました。
息子の場合、やはり練る間際のパソコンとスマホ使用が睡眠に影響していたようです。
更に、夜に、息子と一緒に軽くストレッチを始めました。
Youtubeの動画で見つけた質の良い眠りを誘うためのストレッチで、主に首回りの筋肉をゆるめます。
とはいっても、そんなに難しいことをするわけではなく、首を前に曲げて5秒キープ、後ろに逸らして5秒キープ、左右にそれぞれ曲げて5秒キープ、最後にゆっくり回して終了という、ごく簡単なストレッチです。
これをお風呂上りなどに行い首の筋肉をほぐしてあげると、良い感じで眠りに就くことができます。
もちろん、個人差があるため一概には言えませんが、我が家ではお風呂上がりにみんな取り入れています。
と、まあこんな感じで、対策を講じていますが、残念なことにまだたまに遅刻する息子。
でも、毎日のように遅刻していた頃に比べれば、格段に良くなってきています。
継続は力なり。
これからも、色々なことを試しながら、親子で遅刻ゼロを目指していきたいと思います。
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