<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ブラッミュー
性別:女
年齢:45
プロフィール:3人の子どもがいるワーママです。
主人(41歳)はスポーツ関係の仕事をしています。
仕事柄、自分自身も体を動かすことが多く、体に負担をかけることもありました。
昔から腰の痛みは若干あったようですが、病院に行くほどでもなかったし、気が付けば痛みもなくなっていた、というような状態でした。
主人も体力には自信があったこともあり、「俺がケガや病気なんてするはずがない!」などと言い、私がいくら大事にしてと言っても聞く耳を持ちませんでした。
しかし、昨年12月ごろから腰が痛む回数が増え、痛みも強くなっていき、ついには生活にも影響が出てくるほどになってしまいました。
その前から一応病院には行っていましたが、痛みは回復せず、ついに「椎間板ヘルニア」と診断されました。
診断を受けた頃からは、足を引きずるように歩くようになって、仕事にも支障が出てきました。
そこで負担を減らすために、部署を変更してもらうことになりました。
初診から見てもらっていた病院では、薬と注射で時間をかけて治していこうという方針でした。
しかし仕事の関係上、また主人の性格上、そこまで時間はかけられない、かけたくないと、セカンドオピニオンを受けた病院で、手術をすることになりました。
この時、いくら聞いても主人は容態を詳しく教えてくれませんでした。
しかも、私は主人がセカンドオピニオンを受けていたことすら知らなかったのです。
手術のための入院前日に、ようやく状況を教えてもらったほどでした。
病院からは安静期間約2カ月と言われたそうですが、主人は手術・退院後すぐに仕事に行き、安静期間をしっかりとりませんでした。
そのせいか、手術から2カ月経っても、手術前と変わらぬ痛みがあるようです。
現在、強い痛みが始まってからそろそろ1年たちますが、今も変わらぬ痛みがあり、歩くのもしんどい状況だそうです。
主人の家族の介護と、成長期の子供達の子育てをしながら仕事をする私。
今回の主人の病気については「私が何か言っても聞いてもらえないし」「病状を教えてもくれないし」と、ほったらかしになってしまっていましたが...もっとちゃんと関わっていればよかったと本当に後悔しています。
今は手術した病院に月に1回診察に行っています。
新型コロナの影響もあり、診察について行くことはしませんが、診察日は必ず主人に時間をかけて話しを聞き、今後の方針を話し合あうように心がけています。
これ以上の後悔をしないよう向き合っていきたいのです。
ケガや病気になったことはよかったとは言いませんが、椎間板ヘルニアになったことにより、主人と向き合う時間が増えました。
夫婦や家族の大切さを再確認できたので、こういった時間をこれからはもっともっと大事にしていこうと思います。
そのうえで、主人の椎間板ヘルニアもよくなっていけばよいなぁ、と願っております。
関連の体験記:「話があるの」兄と二人、呼ばれて帰った実家で...79歳の母から告白された「驚きの話」
関連の体験記:「手伝いますよ」のひと言が命取り...44歳、義実家の町内会で「若手」と重宝される私の葛藤
関連の体験記:離婚した娘の子供の面倒を見る私。叱りつけた孫が持ってきた「あるもの」に涙が...
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。