「最近の人は恵まれてるわね」娘の病気で欠勤した私へ...ベテラン同僚女性からの「悲しいひと言」

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:しらたま
性別:女
年齢:45
プロフィール:夏はスイカ、秋はブドウとカキ。私の大好きな果物の季節を、今年も全力で楽しみたいと思います!

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私は45歳、ひとつ年下の夫と10代の娘と3人で暮らしています。

新卒で入社した企業で、正社員の総合職として働いています。

業種はもちろん、社風も自分に合っている会社なので、できれば定年まで勤務したいと考えているくらいです。

しかし、子供がいると仕事中心の生活というわけにはいいきません。

子供の急な病気などで休みを取ることもあり、出産後はなかなか大変な時期もありました。

我が家は双方の実家が近所ではないので、子供の病気のたびに夫婦で交代して看護休暇を利用するなど、何とか乗り越えてきました。

そんな娘ももう11歳。

体調を崩すことも滅多になくなったと思っていた、つい先日のことです。

娘がウイルス性の胃腸炎にかかり、私は数日間欠勤しました。

子供の病気で仕事を休むなんて久しぶり。

大変だった数年前を思い出すけれど、娘が元気に成長してくれたおかげで、今は本当に楽になったねとしみじみ話しました。

娘の体調が戻って出勤し、部署内でお休み明けの挨拶をして回っていた時のことです。

ある同僚の女性から投げつけられた言葉に、私は言葉を失いました。

「私が子育てしていた頃には、子供が病気でも気軽に休めなかった。最近の人は恵まれてて羨ましいわね」

吐き捨てるような、嫌味たっぷりの言葉でした。

その女性は50代後半で、私よりも10歳以上年上。

お子さんはすでに成人した年齢だと聞いたことがあります。

私が勤務する企業は育児・介護関連の福利厚生が充実していることで有名です。

しかしもちろん10年前は、今よりも利用できる制度の充実度は低かったに違いありません。

「そうですね、本当に今の時代は恵まれていますよね。いつも、ありがたい思っています」

言い返しても仕方がないと思い、そう返しました。

他の同僚は、あんなの気にしなくていいよ! と励まされました。

自分と似たような境遇の人がいた場合、自分がした努力よりも簡単に物事を成し遂げているように見える相手に厳しくなるのは、当然かもしれません。

事実、少し前の時代には子育てしながら仕事を続けることは、女性にとって本当に難しいことだったに違いありません。

そのため私が子供の病気を理由に、簡単に休みをとっているように見えたのでしょう。

ですが、ワーキングマザーの先輩として、誰よりも育児と仕事の両立が難しいのがよくわかっている人のはずなのに、と悲しい気持ちになってしまいました。

今後、私よりも若いワーキングマザーの同僚には、できるだけ思いやりを持って接したいと思った出来事でした。

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