あなたの家にタオルは何枚ありますか? 50代の私が目指す「ストックを持たない暮らし」

20代で結婚して、2男1女を授かり、主婦として暮らしてきた中道あんさん。でも50代になると、夫との別居、女性としての身体の変化、母の介護...と、立て続けに「人生の転機」が訪れます。そんな激動の中で中道さんが見つけた「50代からの人生を前向きに過ごすためのヒント」をご紹介。今回は、「余計なものを持たないためにできること」についてです。

前回の記事:なぜ「50代主婦ブログ」とそんなに検索されるの?アラフィフブロガーの私が考えてみた

あなたの家にタオルは何枚ありますか? 50代の私が目指す「ストックを持たない暮らし」 pixta_45541892_S.jpg

私は、生活において極力ストックを持たないようにしています。

シャンプーや洗濯洗剤、トイレットペーパーなど最後まで使い切る生活に慣れると、どれくらいでなくなるのか感覚で分かるようになります。

なので、1カ月サイクルで日用品をネットで注文宅配してもらい、買い物時間も短縮しています。

ストックを持たなくなった理由は、モノがあふれた実家を見ていたし片付けた経験からです。
とにかく、両親とも溜め込もうとしたわけではなくて、モノの管理ができなくていつの間にか売るほどに日用品や食器、タオル類が増えていったのです。

モノの量を把握していないので、スーパーやデパートでつい見つけては、「もうないかも」「安いから買っておこう」と買って帰る。

家には在庫があるので、買ったモノをどこかにしまい込む。

しまい込まれたモノは忘れさられ、また買ってしまう。

...なんという悪循環。
付き合いの多かった実家は、進物の洗剤やタオルを頂く機会が多く、上等のバスタオルは押入れから箱に入ったままたくさん出てきました。

そして、押入れのスチールケースには溢れんばかりのタオルが押し込められていたのです。

湯上りにふかふかのタオルでからだを拭くと気持ちのいいものですよね。

洗濯を繰り返すとだんだん薄くなり、新しいバスタオルをおろすけれど、古いタオルも「何かに使えるだろう」とそのまま入れておく。

タオルってなかなかボロボロにならないんですよね。

なので、捨てられなかったんだと思います。

そういえば、私自身も去年、自宅のモノを整理していてクローゼットから記憶にないモノが出てきました。

結局、年齢に関係なく、見えなければ記憶に残らない、忘れてしまうものだと分かりました。

今の時代モノを「手に入れる」ことより「消費すること」にこそ意識を向ける必要がありますね。

わが家の洗面室は畳2帖分の広さもなく狭いです。

洗面ドレッサーもコンパクトサイズで、モノを保管する場所がほとんどないので、A3サイズの2段ワゴンを置いています。

ワゴンの上段がタオル置き場。

モノの量を増やさないことも大事ですが、種類も大事。

タオルといっても・バスタオル・フェイスタオル・ウォッシュタオル・ハンドタオルなど用途に応じて大きさの違うタオルがありますよね。

数を持たずに用を足すために、私はかさばらない・乾きやすいことを重視。

入浴後は無印良品のスモールバスタオル、洗顔後は泉州のハンドタオルと決めています。
スモールバスタオルは薄手ですが、十分に髪も体の水分をふき取ってくれます。

洗濯にもかさばらず、日当たりが悪いも乾きが良いです。

洗顔後はこだわりのハンドタオル。

小さいからこそ無駄なく気持ちよく。

枚数は各々6枚限り。

カラーを白に統一して、黒ずんできたら犬のタオルや雑巾にして、ボロボロになったら捨てます。

他にフェイスタオルをクローゼットに10枚ほどストックしていますが、台所とトイレの手拭き用、雨でタオルが乾かない時の予備用です。

こう決めることで、我が家のタオルは全部で22枚。

ほかにはどこを探してもない状態になりました。

あっ、旅行用に1枚ブランドタオルを保管していたことを思い出しました。

でもホテルにも旅館にもタオルは用意されているもの。必要なさそうですね。

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中道あん

「女性の生き方ブログ!50代を丁寧に生きる、あんさん流」主宰。Ameba公式トップブロガー。結婚22年で夫と別居。自立した人生を送るため正社員として働いていたが、2019年2月「好きなことを仕事に」とフリーランスに転身。えいっと行動力を発揮して夢を叶える女性をつくるEitonessを提唱、ブログ講座やコミュニティの運営を 行っている。現在、社会人の長男、長女と同居。要介護2の実母は3年半同居生活の後有料老人ホームにて暮らしている。

中道あんさんのブログ:アラフィフの生き方ブログ|50代を丁寧に生きる、あんさん流

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『50代、もう一度「ひとり時間」』(KADOKAWA)

20代で結婚、2男1女を授かり、主婦として普通に生きてきた。でも50代になると人生の転機が頼まれもしないのに訪れる。夫との別居、母の介護、女性としての身体の変化、子どもたちの成長。そこから見つけた「ひとりの楽しみ」をあますところなく伝え続ける、「あんさん」流のアラフィフライフ。50代からの人生を前向きに過ごすためのヒントが満載。

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