みなさんこんにちは。
日々うさぎの魅力を発信している「うさぎのふうた」の飼い主です。
前回のエピソード:うさぎって...こんなスマイル&どや顔するんです♪ふうたベストショット大公開<Vol.1>
まだまだコロナが猛威を振るっている世の中。
緊急事態宣言時の緊張感は薄れた気がしますが、 不要不急の外出を避けている方は未だ多くいらっしゃると思います。
私もその中のひとりなのですが、「1〜2ヶ月に1度は診せてください」とかかりつけのお医者さまに言われているふうたの定期検診は欠かさず受診しています。
1〜2ヶ月に1度と期間が曖昧なのは、ふうたが軽度の持病を持っているから。
現在、ふうたの年齢は8才。
人間年齢に換算すると60〜70才という高齢の域に差し掛かっており、 免疫力の低下や体調不良による持病の悪化が懸念されます。
では、ふうたの持っている持病とは何なのか。
ひとつは陰部にあるデキモノ。
「手術で除去することができる」とのことでしたが、症状は改善し、現在は落ち着いているので、 しばらくは経過観察をすることになりました。
※精密検査で「ニキビのようなもの」という診断を受けています。
そして、もうひとつの持病というのが左目から出る「涙」。
うさぎは割と「目のトラブル」が多い動物なのですが、歯の炎症が原因で目に異常がみられることもあるので、異変を感じたらすぐに病院へ行くことをお勧めしています。
うさぎがかかりやすい目の病気は、
・流涙症(りゅうるいしょう、なみだ目)
・涙嚢炎(るいのうえん)
・結膜炎
・角膜炎
・ぶどう膜炎
・眼窩膿瘍(がんかのうよう)
・白内障
・緑内障
...などさまざま(記載したのはごく一部です)。
病気が発症する原因も、
・外傷
・細菌感染
・ウイルス性
・不正咬合(ふせいこうごう)
・歯の根元の炎症
・加齢
・遺伝子疾患
これだけたくさんあるので、うさぎを診ることができる獣医でなければ、適切な判断はできないと言っていいでしょう。
症状としては、
・涙や目やにが見られる
・まぶたが腫れている
・目が赤い
・目が白い
・目が飛び出して見える
・目を細める
・物によくぶつかる
といったことが見られますが、 一番大切なのは初期症状を見逃さないこと。
「たかが涙」と思うかもしれませんが目の周りが濡れると毛がゴワゴワになったり、湿性皮膚炎になる恐れもあるので、早く対処するに越したことはありません。
ふうたも出はじめると止まらなくなるので、こまめに涙を拭き取りつつ、1日4〜5回目薬をさすことで症状をおさえています。
※涙が出る詳しい原因はまだ不明です。
目の病気は予防が難しく、きれいで安全な生活環境を維持してあげるくらいしか対策することができません。
またいつ涙が出てくるか分からないので、すぐに対処できるよう、1〜2ヶ月おきに定期検診を兼ねて目薬をもらいに病院へ行くというわけです。
大切な家族であり、仕事の相棒でもあるふうたが、 いつまでも元気で1日でも長く一緒にいられるよう、私はこれからも全力でサポートを続けていきます。
ふうたの飼い主
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