みなさんこんにちは。
日々うさぎの魅力を発信している「うさぎのふうた」の飼い主です。
前回の記事では、うっ滞への備えと初期症状が出た時の対処法をお届けしました。
前回のエピソード:病院イヤだよね...梅雨から夏にかけて特に注意したい「うさぎの病気」自宅ケア方法って?
ですが、できることなら可愛い我が子に、辛い思いはさせたくないのが飼い主としての本音。
そこで今回は前回の記事の「後編」として、私が普段から心がけている5つの「うっ滞の予防」について紹介していきます。
対策その①:徹底的なブラッシング
うさぎは1度飲み込んだものを吐き出すことが出来ません。
なので毛づくろいをした時に飲み込んでしまった毛は胃の中にどんどん溜まっていきます。
消化しきれないくらい多くの毛を飲み込んでしまうと胃腸の動きが鈍くなり、うっ滞の原因となってしまうので日々のブラッシングは欠かさないようにしています。
うちのふうたはブラッシングが苦手なので、気分が乗らない時はひたすら逃げ回ります。
どうしてもさせてくれない場合はおやつで気を引いて、食べている間にブラシを通すなど
状況に応じて対応するようにしています。
対策その②:触診しておなかの張りを確認する
「触診」とは、お医者さまが体表を触って診断することを言いますが、ここで言う「触診」は、"飼い主"にしか覚えられないやり方です。
私がやっていることは、朝と夜の2回抱っこをしておなかを優しくさすり、固さを確かめること。
毎日接することができる飼い主だからこそ、ふうたのおなかの固さは手の感触で覚えています。
最初の頃は、変化の違いに気づきにくいと思いますが、毎日続けていけば、「今日も異常なし」「今日は少し張ってる・・」というように、小さな変化に早く気づいてあげることができます。
おなかのチェックは、換毛期に限らず毎日実施しています。
こちらは独自のやり方ですので、真似される際は愛兎ちゃんのストレスにならないよう十分注意してください。
対策その③:ごはんの量を増やす
換毛期は、エネルギーの大部分を毛の生え変わりに使っています。
だから食欲がアップする子が多いと言われています。
実際、ふうたもかなり食欲が上がります。
牧草は普段から食べ放題にしていますが、換毛期は、ペレットの量を1.2倍に増やすようにしています。
個体や年齢によって、適正な量は変わってきますのでどのくらいあげていいか分からないという方は、かかりつけのお医者さまに相談することをお勧めします。
ちなみに、繊維質が足りない食事もうっ滞になる原因と言われていますので、牧草だけはケチらないで食べ放題にしてあげましょう。
飲み水に抜けた毛が浮かんでいることもよくあるので、ごはんをあげる時に、水のチェックもしっかり行うようにしてください。
対策その④:温度管理に気をつける
梅雨から夏にかけて非常に気を使うのが室内の温度。
昼夜の寒暖差も大きいうえ、雨で湿度が急上昇することも多々あります。
うさぎは暑いのが苦手ですので、温度や湿度の変化がストレスになりやすいです。
気圧の変化にも敏感と言われており、台風や低気圧の接近で体調を崩す可能性もあります。
うちのふうたは雷の音も苦手ですので、雷が鳴ったらなるべく側にいてあげるようにしています。
対策その⑤:いっぱい撫でてあげる
うさぎにとって換毛期は「命がけ」と言っても過言ではない、生きていくためにとても重要な期間です。
精神的にも不安定になりやすいのでできるだけ多くの時間、一緒にいて撫でてあげるようにしています。
換毛でいつも以上に体力を消耗しているので、撫でていると気持ち良さそうに寝てしまうことも多いです。
やさしく撫でるだけで毛が抜けるので、「早く換毛終われー」と念じつつ、なでなでしながらひたすら毛を抜いています。
以上、普段から心がけている5つのうっ滞の予防をご紹介しました。
私の意識としては、「ふうたに換毛期を乗り越えてもらう」というより、「飼い主の私も一緒に乗り越えるもの」だと考えています。
少しでも早く換毛が終わるに越したことはないので、全力で愛兎ちゃんのサポートをしてあげてくださいね!
ふうたの飼い主
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