63歳、若い頃から膝の痛みと付き合ってきた私が、こんどは外反母趾に...歩けなくなる前に対策開始!

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:文月奈津
性別:女
年齢:63
プロフィール:長男、次男、主人の4人家族。長男は近所で一人暮らし。主人共々体力が落ち、毎晩9時半には寝てしまう毎日です。

63歳、若い頃から膝の痛みと付き合ってきた私が、こんどは外反母趾に...歩けなくなる前に対策開始! 31.jpg

生まれつき足の筋力が弱いのか、私は1歳8カ月でようやく歩いたそうです。

小さい頃は母の実家の2階に住んでいて、たびたび階段の途中から落ちて泣いていたのを覚えています。

よく転んだので、膝に転んだ時の傷跡が残り、成人してから恥ずかしい思いをしました。

歩くのも遅く、20代前半のときに近所の友人から「一生懸命歩いているようだけど、ちっとも進んでいないように見えるよ」と言われたこともあります。

そんな私が膝の痛みを感じ始めたのは50代前半から。

右足を引きずって歩くことになったのは、今から9年前でした。

外回りの営業の仕事をしていた私にとって、客先を自転車で回っていたとは言え、右足を大きく引きずらないと歩けないのは大打撃です。

左膝はさほど痛みませんが、両膝とも変形性膝関節症と診断されました。

痛みが和らぐと言われてヒアルロン注射を3回打ちましたが効果なし。

会社は休職を勧めてくれましたが、「来てください」というお客様が多くて休めませんでした。

少しでも早く痛みが和らぐようにと、7軒の病院や整体を回りましたが、一向によくなりません。

週1回だけの出勤日、30分近く同じ体制で立っていると、電車を降りる時に膝がひどく痛み、最初の1歩が踏み出せませんでした。

降車駅からタクシーで会社に行ったことも数回ありました。

布団に寝ていたので、起き上がるのにも一苦労。

枕元のタンスの引き出しをいくつか開け、順番につかまって立ち上がったものです。

でも、63歳になった今、正座はできませんが、膝はほとんど痛みません。

あれから時間が経ったので、自然に治ったのかとも思いますが、痛みを和らげるのには最初にかかった病院の先生が言ったように、膝に筋力をつけるのが一番でした。

そんな私を現在悩ませているのは、右足の外反母趾です。

歩いている時は痛まないのですが、日中「痛い」と感じる時があります。

たまにではあるけれど、足がつるのもつらいです。

他に気になっているのは、膝から下がむくみぱんぱんになっていること。

足首やふくらはぎを押してみると痛みを感じますし、右の膝裏がまっすぐ伸びなのも心配です。

このままだったら、あと数年で歩けなくなるかもと考えてしまいます。

そんな中、最近読んだ新聞に解決策を見いだしました。

膝裏にはまっすぐ立つための起点となる筋肉の束か筋があるそうで、ここが堅いとまっすぐ立てないだけでなく、転びやすくなったり腰痛になったりするとのこと。

そのため、膝裏を伸ばすために3つの体操を1日1回続けると効果があると書いてありました。

そして、足指伸ばしを紹介している雑誌では、親指も小指も内側に寄った私の足は「棺おけ型」でいずれ歩けなくなる可能性が大きいそうです。

対策として1日3分足の指の間に手の指を入れ、足裏と甲を交互に伸ばしておくことで、外反母趾をはじめとして足の様々なトラブルが解決すると書かれていました。

私は、今1カ月程膝裏伸ばしと足裏のばしの運動を続けています。

そのおかげか、膝裏は少しですが伸びてきました。

スクワットもしているのですが、足指のばしのおかげで、前より踏ん張る力がついてきているように思います。

ぱんぱんになっていたふくらはぎも柔らかくなってきて、効果が実感できています。
私は旅行が好きで、北海道から沖縄まで日本全部の都道府県に行ったことがあります。

でも、出身地の東京の名所へはあまり行っていないように思うのです。

だから足を丈夫にして、70歳になったら東京都シルバーパスを大いに利用し、あちこち回ってみたい。

それを目標に、これからもがんばっていきたいと思います。

関連の体験記:離婚して出戻った姉。70歳の母に3人の子供の世話をさせ、自分は漫画を読みふけり...
関連の体験記:2台あった車を1台にしたら...結婚10年、40歳夫の「知られざる一面」が!
関連の体験記:「抱っこさせてくれるの?」名家に嫁ぎ、劣等感にまみれた私の前で、初孫を抱いて涙ぐんだ義母

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP