仕事自体は楽しかったけど...文系の私にとって刺激的すぎた「究極の体育会系職場」でのアルバイトの日々

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:masako
性別:女
年齢:53
プロフィール:主婦です。55歳の夫と二人暮らしです。以前、勤めていたフィットネスクラブは、究極の体育会系でした。

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53歳の共働きの主婦です。

55歳の夫と2人暮らしです。

コロナ禍が始まってから、いわゆる「三密」になりやすい場所の一つとして、ジムやフィットネスクラブが何度もニュースで取り上げられました。

そのたびに、とあるフィットネスクラブで受付のアルバイトをしていた頃を思い出します。

そこは、「究極の体育会系」と感じる職場でした。

私は運動が苦手です。

学生時代の部活も文化系でした。スポーツの経験はもちろんのこと、ジムやフィットネスクラブに通った経験すらありませんでした。

そんな私ですが、「受付なら、運動神経は関係ないだろう」と全国に店舗を構える有名なフィットネスクラブの面接を受け、めでたく採用されました。

働いていた期間は2006~2007年にかけてです。

主な業務は受付カウンター回りの簡単な清掃、会員のチェックインやチェックアウトの管理、貸しロッカーのキーの受け渡し、電話によるレッスンの受付(まだネット予約が今ほど普及していなかった)など比較的簡単なものでした。

会員は20代~40代くらいの若い方が多く、皆さん優しく感じがよかったです。

そのため、仕事自体はとても楽しくやれました。

ですが、文系の私にとっては...やっぱり別世界でした。

まず、どの従業員も挨拶の声が驚くほど大きく、間近で聞くと耳が痛くなるほどでした。

私も声は大きい方なのですが、「もう少し元気よく」と何度も言い直しを命じられました。

しかも、「挨拶は必ず会うたびに、相手より先にする」という謎ルールが存在していました。

何度も顔を合わせているのに50メートルくらい離れていても、存在を認識すると同時に「お疲れ様ですっ」と、大声で叫ばねばなりません。

館内の移動は早足か小走りが常識で、ゆっくり歩いていると白い目を向けられます。

上下関係も異様に厳しく、たとえば先輩や上司が、会員さんに火曜日のレッスンを水曜日と伝えてしまうような「明らかな間違い」を犯しても、それを指摘することは許されません。

指摘すると鬼の形相で逆ギレされるので、会員を追いかけこっそり耳打ちで訂正するしかないのです。

何事においても、根性論を持ち出されるのにも閉口させられました。

たとえば、インフルエンザに罹り、医師の指導のもと10日間休んだ私は「根性がない」と責められました。

根性でインフルエンザは、治りませんよね...。

このように、私には色々とモヤモヤすることの多い職場でしたが、他の従業員はさしたる不満はなかったようです。

なぜなら、私がいたフィットネスクラブはインストラクターはもちろんのこと、支店長を初め、事務職、受付と、私以外の従業員がほぼ全員、いわゆる体育会系出身という「究極の体育会系」の職場でした。

聞けば体育系の世界ではこれが平常運転だそうなのです。

(もちろん、すべてのフィットネスクラブがそうではないはずですが)

文系の私にはついていけないと思いつつ何とか働いているうちに、この究極の体育会系フィットネスクラブは、本社の方針で閉館となりました。

勉強になった部分もありますが、一番学べたのは「体育会系の社風は私には合わない」という職場でした。

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